ハン・ガン著『菜食主義者』の原書を読みました。 あらすじ 感想のようなもの 知らない単語が多かった〜!なるべく辞書を使わずに読んだのですが、8割程度の理解です。 なので、内容の深いところまでは理解できていないと自分でも感じるのですが、現時点での感想を書き捨てておきます。 まず、出てくる男たちが気持ち悪い!てか、なぜ皆そんなに生きづらさを抱えてるの…もっと肩の力抜いてたのしく生きようよ! という、薄っぺらい感想をもって読み進め、なんだかよくわからないズーンっと暗い気
今日は擬音語・擬態語の本に出てきた、韓国の童謡を翻訳してみます。 原文 翻訳練習 솔솔 부는 봄바람 쌓인 눈 녹이고 そよそよ吹く春風 つもった雪を溶かし 잔디밭엔 새싹이 파릇파릇 나고요 芝生では新芽が青々と生えて 시냇물은 졸졸졸 노래하며 흐르네 小川の水がちょろちょろと 歌いながら流れているね 솔솔 부는 봄바람 얼음을 녹이고 そよそよ吹く春風 氷を溶かし 먼 산머리 아지랑이 아롱아롱 어리며 遠い山頂 かげろうゆらゆら漂って 종다리는 종종
『朝の手紙』で紹介された文章で翻訳の練習をしています。 原文 翻訳練習 愛することと生きることは それぞれ別個の動詞ではなく、 ふたつの、異なる体の状態でもありません。 「存在」の唯一の力であり、それらは同じ力に過ぎないのです。 愛は反証することも、解体することもできません。 愛には論証も、過程も、推論もありません。 ただ明白さがあるだけです。 ロジェ=ポル•ドロワ『わたしに残された命が1時間だけだったら』より メモ 「存在」ってのは哲学用語なのかな。たぶんそうな
今日は『朝の手紙』の本文を翻訳しました。 (下書きのまま公開するの忘れてました) 原文 翻訳練習 誰もが初心者の世界を通過します。 幼い子どものヨチヨチ歩きのように、どんなことにも初めて学ぶ 初心者の時期があります。転んで傷ついて、転んで傷つきながら、 少しずつ初心者の世界を脱します。今日も同じです。 何か新しいことを始めようとするなら、 初心者の世界に落ちる準備をしなければなりません。 そういう決心と覚悟があれば、どんなことでも、いつでも、すぐにできます。 物事はとり
『朝の手紙』で紹介された文章を翻訳しています。 原文 翻訳練習 生涯学習都市、 教育都市・オサンの呼び声が高まる中で、 担当者たちへあらゆる意見が寄せられた。 彼らは常に謙遜した。「私は教育の専門家ではありません。」 職員たちは市民の声に耳を傾け続けた。 私が初めてオサン市で教育に力を入れると言った時、「専門家でもなく、教育長でも文部大臣でもないくせに、私達は実験対象か何かか?」と面と向かって怒鳴りつけてきた教職員に対して、私は感謝の気持ちを持っている。 クァク・サン
今日の『朝の手紙』の文章は翻訳本からだったので、コ・ドウォンさんの文章の方を翻訳してみます。 原文 翻訳練習 作曲家、演奏者、指導者。 すべての人が重要で、みんな必要です。 その人の才能や特技が創造側なのか、演奏側なのか、人に教える教師や指導者側なのかによって役割が分けられるだけです。それにしても 《創造者でなければ演奏者に、演奏者でなければ指導者になれ》という言葉は、音楽以外の分野に適用しても良さそうな、素晴らしいモットーではないかと思います。 メモ 今日迷ったの
『朝の手紙』で紹介された文章を翻訳しています。 原文 翻訳練習 一が一なのか。 一人、と一口に言っても、同じ一人ではない。 百人力。ある人は一人で100人分の仕事をする。 一個、と言っても、まったく同じ一個ではない。大きかったり小さかったり、重かったり軽かったり、高かったり低かったり、深かったり浅かったり、同じ一個でも1000の多様さがある。一つの結果が一つの原因によるものではない。複合的相互作用。 目に見えない数多くの様々な原因が、巻き糸のように縺れている。 パク・
今日は『朝の手紙』がお休みの日なので、『日本語翻訳スキル』の日韓翻訳にチャレンジします。 原文 翻訳練習 훌륭한 미스터리에는 무고한 등장인물의 의혹을 강조하거나 잘못된 단서를 주거나 해서 독자들의 눈을 진범으로부터 딴 사람에게 돌리게 하는 장치가 담겨 있다. (ネイティブチェック:特に不自然なところはない) 模範翻訳 メモ ✔無実 漢字語 무실하다 はすぐに意味が伝わらない 죄가 없는/무고한 と訳す ✔強調する 강조하다 でも構わないが、부
『朝の手紙』で紹介された文章を翻訳しています。 原文 翻訳練習 もし今、自分の人生がなんでこんなにこじれてしまったのか?と苦しいなら、何が自分を苦しめているのか紙にひとつひとつ書いてごらん。 書き出してみて、それが本当に苦しむべき価値があるものなのか考えてみるの。どうってことないことで悩み過ぎるのも、自尊心が傷つくことじゃない? 人生という道を走っていれば、誰でもトンネルに出会うもの。トンネルが暗いからって立ち止まるなんて、そんな愚かなことはないでしょう。少しだけ進めば
『朝の手紙』で紹介された文章を翻訳しています。 原文 翻訳練習 そうです。 誰しも人生を送り人付き合いを重ねる中で、「あの人、とってもいい人だったのに、なんであんなふうになってしまったんだろう?」という考えをこっそり抱く、切ない瞬間があることでしょう。 理由は簡単です。ある時、反省することをやめてしまったからです。反省には絶対に終わりがありません。終わりがあってはいけないのです。 イ・ムンス『誰も崖っぷちに立たないように』より メモ また出た!성찰(省察) という
『朝の手紙』で紹介された文章を翻訳しています。 原文 翻訳練習 社会的暴力によって傷ついた人々は自分の経験を言葉にできないことがあります。その傷を理解する過程は、苦しいのと同時に混乱に満ちているものです。しかし、私たちの体は自ら言葉にできない、時には認知すらしていない、その傷までも記憶しています。魚のうろこに海が入り込むように、人間の体には自分が生きていく社会の時間が刻まれます。 キム・スンソプ『痛みが道になるには』 メモ 今日は、読解力がなさすぎて比喩が理解でき
『朝の手紙』で紹介された文章を翻訳しています。 原文 ※改行等は便宜上編集しておりますので、原文と異なる場合があります。 翻訳練習 あなたを癒してくれる人だからといって、 癒しになる耳ざわりの良い言葉の数々のような平坦な人生を生きているのだと考えてはいけない。 その人の人生もまた困難と悲しみに満ちていることだろう。 あなたよりも、よっぽど人生の落伍者かもしれない。 そうでなければ、その心地のよい言葉をみつけることすらできないのだから。 ライナー・マリア・リルケ 『若
『朝の手紙』で紹介された文章を翻訳しています。 原文 ※改行等は便宜上編集しておりますので、原文と異なる場合があります。 翻訳練習 排便、それは本当に強烈な体験だ。 神が私たちを今みたいにクソをするように創造したのは、このような排便の経験を通して私たちが再び大地へ還るようにし、謙遜さを感じられるようにするためであったのだと思う。 世界中の誰もが同じようにクソをする。ビヨンセもクソをする。ローマ教皇もクソをする。英国女王だってクソをする。クソをする時、私たちはプライドや
『朝の手紙』で紹介された文章を翻訳しています。 原文 ※改行等は便宜上編集しておりますので、原文と異なる場合があります。 翻訳練習 心の運動というのが、すなわち省察のことです。私は警戒心を与えるために少し誇張した単語を使ったりもします。「怪物」というのが、まさにそれです。省察をしなければ心が固くなってしまいます。心が固まると、その瞬間から人間ではなく「怪物」になるのです。特に、宗教家たちは人々への影響力が大きいため、心の運動を絶対に欠かしてはいけないのですが、それを疎