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切れ間のない 青空のひとすみ、 ぽっかりと 色が抜けていました。 そこには、 出番にはまだ少…
ー愛ー ◇傷つけていいから、傷つかないで。 ◇今日も君が傘を忘れてきますように。 ◇憎ま…
夕暮れどき。 車窓から見える風景を、まばたきで切りとる。 次にまぶたを開いたときには、そ…
俗にいう無駄なこと、無駄な時間を削っていったら、 そこに何が残るんだ、と思う。 何も残ら…
本当のことが言えない世の中なんてさ。 嘘の方が余程聞こえがいいんだ。 真実は不器用に、世界の隅で軋むような音を立てている。 耳触りのいい言葉が羅列して渦巻いてそこに君は溶けていって、いいのかい。 それで、いいのかい。
軽いな、と思う。 夏の日差しの名残が残る、秋の晴れ間。 外は、夏よりもどこか、軽い空気で…
とんぼは、飛行機のようだ。 軽い機体で、縦横無尽に飛び回る。 低空飛行する小型飛行機には…
明日に期待できない人は、きっと夜更かしだ。布団に潜れば眠れるけれど、幸福な夢を見るのは少し怖い。 午前0時を回った頃、思考停止でネットの海を徘徊する。今だけを見つめていたい、瞬きも忘れるほどに何かに夢中になりたいの。明日もきっと、また同じことをする。抜け出せない、抜け出さないよ。