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gentle_tern548
捨てた詩たち
中学生の頃
声にならない想いを文章にしてまとめていた
ただそれだけだった それなのに
ある先生が「詩が書けるなんて凄いね」
そう言ったから
わたしは物語り風に書いたりもした
その詩たちはあまりにも不気味で闇に包まれていた
だから捨ててしまったのだけど
SNSには少しだけ残っていた
あの頃の文才が今のわたしは少し欲しいほど
無垢な闇だった。
「眠れぬ夜に花束を」
この一文も中学生の頃に考えたものなのです