淡々と、粛々と、ただ、今 できることをやる。
いつもの日常を、いつも通りに過ごす。
大切な人たちと笑い合う。
大好きな趣味に没頭する。
被災地にいない私たちの、そういった営みもすごく大事なこと。
あまりにも不安になったり、悲しくなるのなら、一旦TVは消す。
誰かの怒りや正義感に煽られたり、「自分には何もできない」と無力感に苛まれるのなら、SNSは一旦閉じる。
そうして、情報からは切り離された状態で、
食器を洗う。洗濯をする。掃除をする。
いつも通りのことをする。
家事には、瞑想のような効果がある。
料理をしながら野菜に触れているだけでも、私たちは“自然”を感じて癒される。
淡々と、粛々と。
今、できることをやる。
自分を整えることに、集中する。
波立つ中でも、誰かがそうやって「落ち着き」という錨を沈めておくことは、全体を鎮静化し、整えることの一端を担う。
喜びを大切にすることや、幸せを感じることは、全体の波動を底上げする力になる。
目の前の日常を丁寧に生きること、それ自体が、“祈り”になる。