知ることは生きやすさにつながる
ここ数年、帰宅すると、とにかく疲れて、
夕食だけとって、その後、休んでしまう・・・という日が多かった。
残業多いわけでない。
体力消耗しているわけでもない。
日々、エネルギー不足を感じる。
はて・・・?
そんな中、お正月休みに『HSPとうつ自己肯定感を取り戻す方法』高田明和著 を読んで、ヒントをもらった。
おそらく、「気疲れ」だ。
以前から、人ゴミや満員電車が苦手。
様々な人工的な香りの漂うデパートの化粧品売り場も苦手。
大きな音も苦手。
ひとり時間が大切。
食事も、できればひとりがいい。
静かに、ぼーっと過ごす時間を持つことで回復する。
HSPという言葉を耳にするようになってから、もしかしたら自分もそうかもしれない・・・と思っていた。
この本には、「うつ」と「HSP」のどちらの傾向が強いかを確認するチェックリストがある。やっぱり「HSP」傾向が強かった。
「現代の情報量は江戸時代の一万倍」と言われているそうだ。
それに対し、人の脳はその頃と変わらない。
HSP傾向だと、そこに輪をかけて、様々な情報を過剰に受け取ってしまう。
人の発する「気」にも敏感。
無意識のうちに、周囲の人の「気」も受け取りまくる。
そうすると、自分自身のことが見えなくなる。
自分の感情を感じにくくなる。
昨日の記事に、「結界を張る」と書いたのは、この本の影響。
今日、悪い「気」は受け取らないと、意識したら、少し心が楽だった。
これからも、意識してみたい。
「HSPやうつを知る」ことからはじまり、その対処法も記されていて、とても参考になった。自分を知ることはもちろん、周囲の人のことを知ることにもつながる。
そして何より、自分はこれでいいんだな。こういう体質だから、これでいいんだな。と、実感できたことが、心の平穏につながった。
著者が最後に、「自分を見つけることで、『生きづらさ』が『生きやすさ』に変わる-本書がその一助になれば、こんな嬉しいことはありません。」と記している。
まさにその通りで、私にとって、「生きやすさ」のヒントがたくさんありました。高田明和先生、ありがとうございます。