久しぶりにこんなに泣いた。
生理で、お腹が痛くて、心も引っ張られてつらくなっちゃった。
いつもは、というかここ最近は、前向きな私だったと思う。自堕落な生活をしても、バイトで失敗ばっかりでも、落ち込むことはあったけど、まあ大丈夫、生きてたらこんなこともあるしって。大したことない、今の私に与えられた試練なんだとか思って、泣くことなんてなかった。そこまでの感情になることはなかった。
それはたぶん、自分に余裕があったからなんだと思う。夏休みが終わって、新しいことが始まる高揚感と、だけど私大丈夫かなって不安がる心があって。うまくいかなかった過去があるから。乗り越えた過去だけど、また繰り返すかもって不安になる。
朝の通学。人で溢れかえった駅。
雑多な音。色。風景。
すれ違う人の視線。
蒸し蒸しした暑さ。
可愛く着飾った女の子。
楽しそうに話す同級生。
休めないプレッシャー。
うまく話せない自分。
人の目を気にせずにはいられない。
人と比較せずにはいられない。
何で自分はこうなんだろうって
意識の外でさえ思ってるのかも。
辛いときは曲を聴く。
泣いて泣いて心が鎮まるまで。
「死んでしまいたい、」っていう曲があって。心の矛盾を歌ってくれています。
死にたい、でも生きたい。
本当は死にたいわけではなくて、
そんなこと考えることなく生きられたらどれだけいいか。
あぁでも、この感情を知ってるから分かることもあるのかな。
苦しさを歌った曲には、苦しみを感じる人々の言葉が集まる。
みんなみんなその苦しみがどうか和らいでほしいと思う。願うことしかできないけど、どうか。
人の苦しみに気付ける人でありたい。
自分のことで精一杯な私でも。
みんなつらさや苦しさをうまく隠して、うますぎるほどに隠していることを、今の私は少しずつ理解している。羨むことをやめられない私はまだ、その感情の落とし所を掴めていないんだと思う。未熟で完璧じゃない。それでもいいか。それが当たり前だと思えるようになるかな。
だいぶ気持ちが落ち着いてきた。
早く寝ようと思ってたのになぁ…。
聴いて少しでも心が救われる人がいれば。
おやすみなさい。
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