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AIと教育の未来:松尾豊先生が指摘する「半分の子供が置いていかれる理由」

AI研究の第一人者である東京大学の松尾豊先生が「今の教育システムで伸ばし切れていない子供を伸ばしたい」と語っていました。その理由が面白かったです。(*Youtubeチャンネル「ReHacQ」で配信。京都で行われたカンファレンスでの発言です)。

「今の教育システムで伸びる子供は褒められると嬉しい。叱られると悲しい。そういう子なんです。それはAI風に言うと強化学習が効く子なんです。褒められると嬉しいから『自分は興味ないけどやろう』という子が小学校・中学校と成績がよくて活躍する」

「ところが僕の推定では約半分の子供は褒められようが叱られようが自分が興味があることは興味あるし興味ないことは興味ないタイプ/そういう子は今の教育システムでは置いていかれる」(略)「そういうのに生成AIをうまく活用できるといいと思います」

わたし的には今の教育システムで伸びる子の特長をこう言い切ったのがめちゃめちゃ的をついているなと思います。「学生に社会に出たらすぐに使える武器を与えたい」という松尾先生のAI講義は学生たちに大人気で2024年は25000人の予定だそうです。

#教育 #生成AI #伸ばしたい学力  #松尾豊

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