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カラスのジローとスズメのラッパ
まえがき
絵本のような物語を書いてみたいと思い書いてみました。
よろしければお読みいただければ幸いです。
注意点 すべてひらがなカタカナ数字です。
🍒あかいみをあげるよ🍒
カラスのジローとスズメのラッパはおおきなきにいっしょにすんでいます。
「ジローおはよう。」
はやおきのスズメのラッパがカラスのジローをおこしにきました。クチバシにはあかいあかいラッパにはおおきなみをくわえています。
「おはよう。ラッパはあさがはやいね。」
ジローはおおきなクチバシではねをととのえはじめました。
「あさからこれをとりにいってきたんだ。」
スズメのラッパはあかいきのみをカラスのジローのすにおいていいました。
「きみにあげようとおもってさ。」
「え?ぼくに?いいのかい。だってラッパがたべたかったんだろう?」
カラスのジローはちょっとためらうとスズメのラッパはいいます。
「だってきみがよこでねてくれたおかげできのうのつよいかぜもぼくはへっちゃらだったんだ。
きみはさいこうのともだちだよ。おれいさ。」
そんなラッパのことばにカラスのジローはなみだぐみながらいいました。
「そんなことならいつでもまもってあげるよ。
ラッパはぼくのだいじなだいじなともだちさ。」
おおきさのちがう2わはなかよくなかよくくらしていきましたとさ。
おしまい
あとがき
やや読みにくいこの物語をお読み頂き有り難うございました。
カラスとスズメは基本的に一緒に住めないらしいですが物語の中では大きさの異なる二羽の鳥の友情を描いております。
家の南天の実を小さな鳥とカラスが食べに来ているのを見てふとこんなストーリーが書ければいいかなと思い書きました。
ひらがなにしたのは特に意味はないです。
また、機会があれば書きたいなと思いますので温かい目でご覧いただければと思います。
本当に有り難うございました。