カラスのジローとスズメのラッパ
🍒あかいみをあげるよ🍒
カラスのジローとスズメのラッパはおおきなきにいっしょにすんでいます。
「ジローおはよう。」
はやおきのスズメのラッパがカラスのジローをおこしにきました。クチバシにはあかいあかいラッパにはおおきなみをくわえています。
「おはよう。ラッパはあさがはやいね。」
ジローはおおきなクチバシではねをととのえはじめました。
「あさからこれをとりにいってきたんだ。」
スズメのラッパはあかいきのみをカラスのジローのすにおいていいました。
「きみにあげようとおもってさ。」
「え?ぼくに?いいのかい。だってラッパがたべたかったんだろう?」
カラスのジローはちょっとためらうとスズメのラッパはいいます。
「だってきみがよこでねてくれたおかげできのうのつよいかぜもぼくはへっちゃらだったんだ。
きみはさいこうのともだちだよ。おれいさ。」
そんなラッパのことばにカラスのジローはなみだぐみながらいいました。
「そんなことならいつでもまもってあげるよ。
ラッパはぼくのだいじなだいじなともだちさ。」
おおきさのちがう2わはなかよくなかよくくらしていきましたとさ。
おしまい
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