散文 悩める惑星

僕らは大きな宇宙の中の小さな惑星に生きている。

いつの間にか朝がきて慌ただしく日が沈む。
普通の生活を笑いながら、時に怒りながら、哀しみ、涙を流し繰り返して繰り返していつの間にか子供から大人になってしまった。

テレビの中にある現実を何処か遠くの星のようにぼんやりと眺めている自分に漠然とする。

そうだ、僕らは悩める惑星の中にいる。
何か不都合な事に蓋をして自分に自分を納得させて大人のふりをして暮らしている。
時に偽善者を装い、言いたい事も言わない。

そんな毎日を繰り返して繰り返してキレイゴトを並べて今日も一日が終わる。

僕らは小さな惑星で
今日も悩める惑星の片隅で
一日、一日を過ごしてる。

僕らは大きな宇宙の中の小さな惑星に生きている。

「悩める惑星」

散文 悩める惑星をお読み頂き有り難うございます。
どなたかの目にとまれば幸いです。