散文 時間

時間は24時間と決まっている。
その時間を有効に使えているかは今だに不明だ。
平日は仕事をして慌ただしく体も心も疲労する。
家に帰れば家事が待っている。
休日は買い物に家事のルーティン。
そして、それだけで時間が過ぎて季節がめぐっていく。
気がつけば一年が過ぎ去る。

夜、テレビをつければキレイな液晶の画面から繰り返し辛いニュースが流れる。
無意味な争いや権力を武器に人が人を傷つける。
私はそれを現実なのかと眺めるだけだ。

そして、ふと気がつく。
ただただ、静かに繰り返される時間というルーティンは平和だから成り立つのだろう。
だから時間ってものは不思議だと思う。

散文 時間をお読み頂き有り難うございます。
どなたかの目にとまれば幸いです。