【コラム】お店の内装 トレンド紹介
※「トレンド」は個人の見解です!
こんにちは。DIYリフォームの内装材ショップ【ハロハロ】のKです。
すっかり恒例の『衣食住の"住"に対する意識を高めよう』のコーナーの人となりました。
名付けて人類住意識補完計画・・・
ネーミングは置いておいて、今後も提唱していきたいと思います📢
とは言え、実際の内装にも興味を持って頂かなければ始まりません!
そこで今回は、私が個人的に近年のトレンドと感じている内装の事例を紹介していきたいと思います。
ダークカラーと間接照明でシックさを演出する
「蔦屋書店」の雰囲気が好きで、用事がなくても行くという方は多いのではないでしょうか。
私達のイメージするレンタルビデオ屋の「TSUTAYA」とは打って変わって、
かなり大人めで重厚感がありますね。
蔦屋書店はカフェが併設されている店舗も多く、シックな空間で優雅な時間を過ごせるのは大きな魅力です。
その特徴を言語化するならば・・・
これらパッと見ただけで、蔦屋書店だと分かる特徴かと思います。
落ち着けるカフェで有名なスターバックスにも、これらに共通する要素は多いです。
同様に「蔦屋家電」もありますが、同じ店内の雰囲気となっています。
実際に「待ち合わせまで時間が少し空いてしまった」「移動で疲れたからリフレッシュしたい」という時、目の前にこのようなシックで特別感のあるお店があれば、ふらっと立ち寄ってしまうでしょう。
商品を買いに行く、というよりもその空間で時間を過ごしたい・・
それぐらいの非日常感を演出できるかと思います。
スケルトン天井で開放感を演出する
皆さんのお住まいの部屋は、たいてい壁と天井がしっかりした一面で"囲われている”安心感があるかと思います。
しかし、家の外の商業施設やオフィスの天井を注意深く見ると、上の写真のような天井も増えています。
一見、工事の途中かと思えてしまうような天井の光景・・
これは、天井にあえてボードなどを貼らずに、空調設備や照明、配管などを剥き出しにしている仕上げで、スケルトン天井(露出天井)と呼ばれています。
こうすることで天井が高く見えて、空間の圧迫感が無くなります。
また配管を点検したり、照明を付け足したりなど、天井のメンテナンスがしやすいメリットもあります。
スケルトン天井はコンクリート打ちっぱなしとなるので、何もしなければ配管が目立ち、インダストリアル感が出てきます。
上の写真のように、天井のコンクリートも配管も空調もすべて白または黒のペンキで塗り、部屋全体の一体感を出してデザイン性を高めているところも多いです。
以上の特徴をまとめますと・・・
マイナス面でスケルトン天井は空調の効率が落ちてしまうデメリットもあるようですが・・
カフェやレストラン、会議室などで開放感を演出したい時などにはピッタリです。
今度、このスケルトン天井を見かけたら、細部まで目を凝らして見てみてください。
色々な工夫が発見できると思います。
【おわりに】 内装のプレミア感を求めて
ものすごく簡単でしたが、内装への興味の入口となりそうなトレンドをまずは2つ紹介させていただきました。
いかがでしたでしょうか?😄
ただ不思議なもので、ここまで魅力的で立ち寄りたくなるお店の内装も、家で真似して住みたいかどうかは別問題だったりします。
それは「すごく豪華なステーキだけど毎日は食べるのはなぁ・・」という心理と同じで、飽きが来てしまうことを恐れているからだと予想しています。
だからこそ、この空間の「プレミア感」は、衣食と同じで生活の外で得られる非日常的な体験であるべきだと無意識に考えているのでしょう。
そこに注目したのが蔦屋書店であり、内装に力をいれて誘致アップを考えるお店や大学なども増えてきた気がします。
今後も良い事例があれば紹介していきたいと考えています✨