虫と魚を売って島をクリエイティブする日々。「病んだらどうぶつの森」の勧め
前提として、私はずっと日本在住です。
異国での貴重な体験の話ではないです。
画面内の異国の話です。
そう「どうぶつの森」です。
体調を崩し始めた私とどうぶつの森
私が精神的に体調を崩した年は、世にも恐ろしい某ウイルスの全盛期と被っています。そして、異国文化をたのしめるこのゲームも同時期の発売となります。
私は体に複数の顕著な不調が出て精神疾患に気付きました。その症状は某ウイルスと被る面もあり、ものすごく神経質になったことを覚えています。
まだまだウイルスへの情報もなく、喘息もちというのもあり本当に恐かったです。
しかし怖いからと言って誰かに合うわけにはいきません。
不要不急の外出は控えないといけないですし、なんせ変な症状が出ているのですから。
とにかく孤独で怖くて、一人暮らしの家で毎日困惑していました。
そんな心の逃がしどころなくし、恐怖と不安で浸されていた所を救っていたのは・・・
そう「どうぶつの森」
このゲームなんと外出し放題なんですよね。
非常に画期的だなと当時思っていました(思ってません)。
取り巻く頭の中の喧騒が消えていく
ウイルスに世界がやられ、就活にも取り組めなくなって
毎日暗いニュースばかりで自分の人生の進展も見込めなくて・・・
うわーーーーーー
そんな頭の中の不安感からくる体調不良。
そんなフルセットが全て消えていく時間が
この「どうぶつの森」をプレイしているときでした。
クリエイティブが心をワクワクさせる
のどかな世界、進んでいく世界、毎日ほどよいタスクがある。
当時の私はこの3要素にすごく安心していたんじゃないかなと思います。
頭の喧騒をないものとする「のどかな世界」
社会も自分も止まったよう当時の状況に反する「進んでいく世界」
何もできない自分にできた「毎日の程よいタスク」
無職だったからこそわかるのですが、
〇止まった人生
〇タスクがない
これほど苦しいことは・・あるけど、苦しいです。
これらを仮想的に与えて私を満たしてくれていたんだと思います。
具体的にゲーム内の何が私を救ってくれていたのか・・
(クリエイティブ面)
〇自分の家の外装と内装・島全体の構図を考える
〇実際に区画を分けて一つずつ作っていく
〇独創的な家具配置で自画自賛する()
(タスク面)
〇1日の可能工事数に制限があり、「今日はこれ明日はこれ」という風に
一気にできない代わりに毎日のやることができる
(承認欲求)
〇オンラインで友人に見せて褒められてにこにこする(大切)
このあたりが私を救ってくれた具体的なゲーム内容だと思います。
タスクが私に存在意義を与え、クリエイティブが心の活力を充填し、結果として承認欲求を満たした。完璧だ・・・
毎日にやさしいワクワクを
心身大不調の私を救ってくれていたのは、ゲームを通したクリエイティブでした。
なにかを創作するというのは腰が重いことだと思いますので、気軽にゲームとしてクリエイティブできるというのは本当にありがたいことです。
本来、こんな風に毎日文章を作成しているような人間は変態であることも自覚しています。
ですが、重い腰を上げてなにかを創作する、思いついたことを適当にやってみることが人生をいくらか明るくしていくような気がしています。
というか創作にこだわらず「人生のクリエイティブ」と位置付けて新しいことを始めてみることに本質があるでしょう。
新しいゲームを買ってやってみるのもいい手段だと思います。
残念ながら何かを始めるというのは、歳をとればとるほど驚くほどに難しくなっていきます(自分の腰の重さによって)。
そのくせに人間の頭というのは、「このままでいいのかな」と
日々のルーティンに対して不安を抱かせてくるから不思議です。
そんな時は何か、「小さく」始めることを意識してください。
始めることのハードルをどんどん下げましょう。
そもそも、そんなにハードルの高いことじゃないと認識しましょう。
小さく・優しく脳に刺激を入れてくれる何かがあるだけで、
人生の彩りはいくらも変わってくるものだと思います。
何もやりたいことが無かったらどうぶつの森やりましょう。
石をたたくとお金を稼げる世界に住みたくなり、家を空けるとゴキブリだらけになる家をみて現実世界のすばらしさを実感することができます。
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