朝のバタバタ。子どもの心も満たしつつ、時短も叶うスキルはコレだ
朝です。ごはんを作り、弁当を詰め、0歳児次女が起きてこないかひやひやしながら、もろもろをこなす。何かと心狭くなる頃。小学生の長女が言う。
「お母さん、髪の毛くくって。」
「いいで、くくってあげる。ほんならゴムは、これな!!」といって、適当に選んだ髪留めを渡すと、「えぇ、これじゃなぁい。」とのたまう。
「なんでもいいやんか!そんなんやったら自分で選びぃさ!」と言って、すぐに決まるわけもなく、迫る登校時間に焦りが募り、ついには、「もう勝手に結び!!」
・・・
はい、今日いちにちが、怒りモードで始まりました。
これはほかでもない、我が家でよく目撃されうる一幕です。こんなとき、私はいつも自己嫌悪。いやな気持で学校に送り出してしまった情けなさ。
こんなとき、自分の器が大きければなぁと考えても仕方ないことを思っては、「次こそは娘の気持ちを尊重しよう。」と決めるのです。
選択権を渡す
親と趣味が合わなくて、勝手に買ってこられたものを押し付けられることがとっても嫌だった記憶が私にだってあるのに。
「自分で選びたい。」
きっといつだって、子どもはこう思っているのです。素晴らしいことですよね。自分の意志があるなんて。
でも、そうはいっても!忙しい朝、ハラハラしてしまう母の都合だってある。いつなんどき、どんなシチュエーションでも、子どもたちのリズムとペースで物事決めてもらっちゃぁ、こっちのことも進まんのじゃい!!と思う私自身のことも、許したい。
例えば上記のシーンでなら、私は、AとB(ないしC)の、選択権を与える、を意識しています。つまり、「どれか、好きなの選んでおいで。」というと、選び出すのに時間がかかってしまいがち。だったら、ある程度、選択肢を狭めた状態で、娘に「選んで」もらうようにしています。これは誘導かもしれないけれど…
少なくとも、娘が「自分で、選んだ。」と思えるように。そして、朝のバタバタと折り合いをつけるために。そんな方法を取ることも、あるよ、というお話でした。
しかし、これもまもなく通用しなくなるでしょう。おかんが誘導してるって、気づく思うときがくる。また別の折り合いの付け方を、考えるときがくるでしょうね。子どもはかしこい。
子どもが自分の人生を、自分の力で選ぶ意欲を、そいではいけないなぁと思っています。いちおう。
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