不動滝

今年はお盆も帰省しないでくれということでぽっかりお休みです。
まぁその分例年より仕事を入れてしまったのですけれどね。
普段から委託先へは週３日しか行っていないので日常のリズムなのですが、凄くたっぷり自分の時間ができた気がする。

このところ疲れすぎている自覚があります。
だって無性に自然に触れたい。
山に行きたい。
海を見下ろしたい。
滝の傍でマイナスイオンを浴びたいっ！

ということで、県内で滝が見られるスポットを探してみると存外あるものですね。
中でも以前住んでいたアパートの近くにも滝がある！ということで出かけてきました。

名称が「公園」となっていてキャンプ場になっているので、駐車場は午後遅くに行ったらいっぱい・・・
皆さん密を避け、涼を求めてたどり着く先は一緒ですね。

林道はバーベキューの香ばしい匂いが食欲をそそり、太い幹を使ってハンモックを吊るしていた人をみて気分も癒され…自分はというと僅かな勾配をゼイゼイ言いながら登りました。
山道じゃないんですがね、もうすっかり体力が落ちています。反省。
（鞍馬寺行きたいとか無謀だった、鍛えてからにしよう）

５分も歩けば目的地。

馬頭観音さまの小さなお堂（と呼ぶのかな？）に続いて不動明王さまのお堂。
この滝の由来名になっていて、経緯を書かれた石碑がありました。

そしてその傍に目的の滝が。

ここ、キャンプ場なので実は下の滝には簡単に行けるようになっています。

だから写真には写らない、子どもたちの騒ぎ声がもう・・・ここでは早くもヒグラシが鳴いていたのですがそんなものかき消す勢いです。
でもコロナ騒ぎの只中ですのでそんな健全な響きがなんだか嬉しくて。

そして滝行よろしく真下で水しぶきをあげるこどもたちを見て言えるのはもうただ一言。

「わたしも水着持ってくればよかったーじゃなくて、滝行やりたかった―!!」

そうなんです。本当は滝に打たれたいと思っていたのですよ。
まさか叶う場所だなんて思ってもみなかったので携帯ひとつだけ持って手ぶらで来ちゃいました。
うう・・・明日早朝のうちに来て打たれようかしら。

気を取り直して瞑想する場所探し。

ここは滝の真上に当たる場所なのですが、簡単にロープが張ってありました。
神聖だからというより、危険だったりよからぬことをするのを阻止するためと思われます・・・ロープに紙垂がなかったので。

というわけで写真を撮った視点の辺りにある大岩に腰掛けて瞑想することにしました。
最初は子どもたちの騒ぎ声でなかなか瞑想も深まらない。いい感じになれば地球の仲間がこんにちは・・・アブなんかもいてどっきりしたり。

そのうち子どもたちの大部分が帰っていくとともにヒグラシたちが滝に寄せられてきました。
その声を聴いていたら次第に深い世界に入り・・・気が付けば危うく頭から滝つぼに落ちるところでした。

ふぅ。

でもおかげですっかりエネルギー回復です。
最近からだを施術でお客さまを「ここは治る、治してあげたい」と思うとその痛みを貰ってしまうようでして。
同じ側の同じ位置が痛くなったりしてからだが辛かったのですがリセットできたようです。
治るという部分を相手に委ねたままにしておいた場合は貰わないのでこころの持ちようなんですけれどね。

そんな気づきも戴いた今日の一日でした。
感謝感謝です。

皆さまもそれぞれ素敵な休暇を過ごされますように。
お仕事の方も、その後の休暇が充実されますように。