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「痛みと脳」。脳ってすごい
最近、脳科学者・西 剛志さんのラジオを見つけて、聴き始めたらどハマりした。
なかでも印象に残っているのが「痛みと脳」について。
「脳」が作り出す痛み
頭痛・腰痛・肩痛など、慢性的な痛みを感じている人は、全体の2割ほどいるそう。
物理的な身体的な痛みはもちろんあるが、そのほかに、「脳」が作り出す痛みというものがある。
研究によると、痛みのうちの約70%は脳が生み出しているらしい。
なので、脳にアプローチすることで痛みを改善する効果が期待できる!
慢性的な痛みの改善法
そもそも慢性的な痛みがある人は、痛みをすごく嫌がる。
痛みを感じる幹部にはレセプターがあり、痛みを嫌がれば嫌がるほどレセプターが増えるのだそう。
なので、痛みの改善法としては、
・意識を向けない
→できるだけ意識を向けずに、別のことに集中してみる。
・痛みのレベルを点数化する
→10が最大の痛み、1が弱い痛みだとして点数をつける。
例えば、「4くらい」だと思うと、俯瞰してそんなに痛くないと思える。
・痛みと友だちになる
→痛みを敵ではなく味方だと思うようにする。自分の一部だと受け入れる。
痛みがひどい人
痛みを感じやすい・出やすい人には共通点がある。
それは「孤独感」
特に腰痛の場合は、全く孤独感を感じていない人と比べると、5.5倍痛みを感じやすくなる。
なので、
「動物と触れ合う」
「ペットを飼う」
「家族と触れ合う」
「コミュニティに所属する」
などが効果的。
人とつながることによって脳内麻薬がでて、痛みを感じにくくなる。そのことで、意識を向けにくくなるとのこと。
片頭痛の場合
片頭痛を感じている部分がどこかを把握する。
そこの部分が何色かを考えてみる。
痛みを強く感じている人は、だいたい黒・グレーなどの暗い色を想像するらしい。
色が暗いほど痛みが増すので、イメージで色を明るくすると痛みが軽くなるとのこと。
「痛みの認知を色で変える」ことで、改善効果が期待できるそう。
これは、70〜80%の人に効果あり!
私も、慢性的な頭痛があるため、この話はとても興味深く、実践しようと思った。
読者の方にも、痛みで悩んでいる方がいたら、少しでも参考にしていただけたらとてもうれしい。
今日のHAKI言
痛みも不安も、結局は自分の脳が作り出しているんだね。