外からの悪いヤツ
こんにちは!とある鍼灸師です。
最近、温かい日もあったと思いきや、今日は少し冷えてきました。
外の環境というのは、カラダにいろいろな影響を与えます。
気温や湿度、乾燥、風などがあります。
東洋医学では、外の環境のものがカラダに悪さをすると考えられており、悪さをするものを『邪(じゃ)』と言います。
この邪には、5つものがあります。
風・暑(熱)・湿・燥・寒
それぞれに邪をつけると、風邪・暑邪・湿邪・燥邪・寒邪という表現になります。
これら5つの邪は、季節によって変化します。
特に今は冬なので、寒邪を中心に燥邪や風邪が組み合わさってカラダに影響を与えます。
この邪がカラダの弱っている部分から入ってくるといろいろな症状を出します。
例えば、寒邪が弱くなってる首筋から侵入した場合・・・
カラダを一気に冷やす。
→体温を下げる。
→免疫力の働きを悪くさせる。
→カゼをひきやすいカラダにさせる。
という具合です。
季節に合わせて、衣服の調整や弱い部分を強くするために、バランスのよい食事やカラダに合わせた睡眠、鍼灸治療が必要になってきます。