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続続【実体験】HSPに必要な仕事環境とは

こんにちは。はるみやです。今回も前回に引き続き、

HSPの仕事にはいかに「環境」が大事か

をお伝えするために、僕の実体験を書いていきます。


あるテーマパークとの偶然の出会い

そんなこんなで、多少のモヤモヤもありながら、
規制事務の仕事を続けて2年目のある日、

偶然の出会いがあった。

何の気なしに、荷物を運びながらいつもの廊下を歩いていると、
あるポスターが目に入った。

それは、動物や植物、遊具を扱っているテーマパークの採用募集ポスターだった。

「そういえば、子どもの頃から動物が好きだったな、、生き物博士って呼ばれてたなぁ」

と昔を思い出した。

何か気になったので、採用試験を受けることにした。
「受かる訳ねぇしww」と、何も期待していなかった。

家に結果が送られてくるまで、受けたことも忘れていた。

しかし、合格していたのである。

その瞬間、心は決まったので、職場には辞めることをすぐ伝え、
次の年からそのテーマパークで働くことになった。

仕事内容は現場で動植物の世話や、遊具の管理、お客さんの対応が少し。

現場作業はあったが、
1社目のゴリゴリさんのおかげで立ち回り方が分かっていたし、
少人数のチームで、個人作業が多かったため慣れると仕事は楽しくできた。(1年目は先輩に厳しくされたが、)

呼んだ?

この仕事の環境で良かったことは、

①締め切りが無い
②急な来客対応が無い
③その日の作業が時間内に終われば問題ない
④チーム作業が少ない。あっても短時間。
⑤運転するのは軽トラ
⑥泊りはほとんど無い
⑦仕事の対象が好きなもの
⑧ゴリラの世話があっても、隣にゴリラ先輩はいない

呼んだ?

とにかく1人でマイペースに仕事を組み立てられることがとても良かった。

更に、ここで自分の才能が花開いたと感じている。

この職場は、
「こうしたらもっと良くなる」という意見が通りやすく、
その案が真っ当なものであれば、上司はよく考えてくれる職場だった。

僕は、

問題があればそれについてじっくり考え、その原因と解決策を導き出すこと
それを分かりやすく説明すること

が得意だったため、
1度それで成功すると、味をしめ、何度も上司に提案するようになった。
(内向的なので、1度目の成功をするまではかなり時間はかかった、、)

それを続けていくと、自ずと社内評価も上がっていった。

そして、それがある大きなプロジェクトの中心となることに繋がった。
それは、96臆を投じた新施設の建設である。

そのプロジェクトは、どんなコンセプトにするか、どこに建設をするか、
全くの0からのスタートであった。

僕はそのプロジェクトの中心に「なりたい!」と挙手したのではない。
自然となれたのである。

それは何故かというと、
そのプロジェクトを進める会議の中で
「チームの意見が多く出すぎて、上手くまとまらない」
という問題を解決したからである。

プロジェクトメンバーは皆、良い意味で自分の案が出せる人たちであり、「これがいい!」という案がたくさん出てきたし、
それに対して肯定の意見も、否定の意見も出せる人たちであった。
ただ、その意見の応酬ばかりで、時間だけが過ぎていき、
何も決まらない状態で会議は進んでいた。
僕は内向的なので、しばらく様子をみていたが、
次第に何も決まらない常況にイライラしてきた。

「これはなんとかしなければいけない」

そこで僕が行ったことは、
様々な意見を1つの方向へ持っていくために、

①問題を整理して、いくつかに小分けにした。
➁その問題を検討しやすいように、様々な情報を集めた。
(地形はどうか、綺麗に見えるために日光の向きはどうか、費用はどうか、デザインはどうか、日本や世界での事例はどうか等々)
③検討しやすいように分かりやすい資料を作った。
④問題を1つずつ、順番にメンバーと検討していった。
⑤解決した問題を1つの案としてまとめた。

それが出来たため、自然と会議の進行を任せられるようになり、
いつのまにか、プロジェクトの中心となったである。

ここで活かせた才能は、

①問題を深く考えられること
②問題解決にどんな情報が必要かを推測する力
③その情報を集める行動力
④分かりやすい、見やすい資料の作成能力
⑤意見を出してくれた人の真意を読み解く共感力、洞察力

そして、
①そのプロジェクトについて考えること、調べることが楽しかったこと
③建築の知識があったこと
が成功の要因でもあった。

もちろん、通常業務に加えて行われる業務であったため、
かなり忙しくなって、体調を崩したり、メンタル不調になりかけたが、
何よりも好きなことを対象としていたため、やり続けることができた。
そして、自分自身も成長できたと感じる経験であった。

以上より、
3つ目の職場は、

自分にとって才能を発揮できた、理想的な職場環境

であったと言える。

遠回りしたけど、ようやくここで
自分にとって、HSPにとって、
いかに「環境」が大事かが良く分かったのである。

HSPにとって理想的な職場環境とは

いかがでしたでしょうか?
僕の3つの職場での体験は、皆さんも同じように起こっていたこともあるのではないでしょうか?

ここで、結局HSPにとって理想的な職場環境って何だろう?と、
改めて整理していこうと思います。

①刺激が少ない静かな環境
②自分のペースで仕事が出来る
③上司や同僚からのサポートと理解がある
④情報過多、タスク過多になっていない
⑤仕事の対象が好きなものであること
⑥成長と学びの機会がある

1社目では、
①ゴリ先輩。怒鳴られる。24時間人と一緒。という刺激が多かった
②チーム作業がほとんど、呼ばれれば夜中でも行く。というマイペースにはほど遠い
④特に運転においてタスク過多
という点で辛い思いをしました。

2社目では、
②たくさんの来客対応により集中して作業ができない
④処理しなければならない書類が多くあり、締め切りもタイト
⑤そんなに建築は好きではない
という点で苦労していました。

そして、3社目では、
少し④で苦労したもの、自分にとって、とてもいい環境であることが導き出せます。

ただし、どの職場であっても努力して、誠実に仕事をしてきました。
一緒に働く仲間を大事にしてきました。
だからこそ、自分でも成長が実感できましたし、
建築の知識が3社目に活かせたように、1社目で厳しい先輩に教えられたおかげでコミュニケーション力を伸ばすことが出来ました。

僕が皆さんに伝えたいことは、

今までの経験は全てが繋がっている

ということです。
今辛い方も、なんとか頑張っている方も、それは全てあなたの財産です。
それはいつか必ず報われます。

ただし、そのためには自分の才能を理解して、
自分に合った職場環境を選んでいく必要があります。

これからの僕の目標

僕は本気で皆さんの才能を見つけたいと思っています。
そして、皆さんが輝く環境を見つけるサポートをして、
皆さんが日々を楽に、楽しく、生きやすくできたらとても嬉しいです。
今後もそんなブログを書き続けていきます!
次回をお楽しみに!!



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