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知っていると差がつく!展示会見学術!<小売・バイヤー編>
前回は生産者・メーカー編をご紹介しましたが今回は小売やバイヤー向けの「こんな視点があったのか!」という誰も気がついていない【知っていると差がつく3つのポイント】をご紹介します!
前回をまだのあなたはこちらから↓
展示会へ行くことを強く強くオススメするのはこんな方です!
小売・バイヤー
●新しい商品、売れる商品をどこよりも早く発掘したい方
●実際に試食したり手にとってみたりし、体感・体験したい方
●世の中のトレンドを掴みたい方
●年間売上・利益UPを狙いたい方
小売・バイヤーのあなたへ
Point 1:自分の店のお客様と一緒に見よ!
はい、これもある意味妄想です 笑
本当にお客様と一緒に廻れればそれは話が早いですが、そうはいきませんよね。それにお客様といっしょに廻ってしまったら仕入れ元や値段もわかってしまいますしね。それれより何より、お客様さまはあなたの店で買物をすることを楽しみにしているのに一緒に商品を仕入れてしまったら買う楽しみを奪ってしまいます。つまり、またまた頭の中にお客様を連れて行くのです。いつも来てくれるあの人、年一回だが大切な時に使ってくれるあの方、そういうお客様を全員頭の中に引き連れて会場を廻ります。そうすると商品を見た時にそのお客様が「あ、これほしい!」と頭の中で言ってくれるのです。そうつまり、自分の店のお客様像をしっかり把握して会場を廻る事が重要です。これ、すごく当たり前のことを言っていますが、出来ていない方が多い気がします。自分が欲しい、自分がいいと思う、で選んでしまうのです。勿論あなたのお店です。あなたが欲しいものを仕入れるのは当然でしょう。しかし、買うのはお客様です。ですのであなたの店も、商品も、あなたのものであってお客様のものでもあるのです。だからこそ一緒に会場を廻ってもらうのが手っ取り早いんですね。
Point 2:ブースに騙されるな!
商品のことをしっかりと見ているつもりでもブースの作り込みや見せ方で商品がよく見えます。これは出展者側からするとかなり意識して仕掛けていきます。少しでも世界観を演出し、商品をよく見せようと仕掛けます。これにほろっと騙される(言う言い方は不適切ですが 笑)と、後でサンプルやカタログを見て、あれ?っとなってしまいます。
Point1でも書きましたが買うのはお客様です。お客様はあなたの店でその商品出会います。しかし展示会で商品と最初に出会うのはあなたです。そして出会う場所はブースなのです。商品単体で地面に置いているわけではありませんので。同じ商品なのにお客様とあなたは出会う場所が違うのです。ここが重要です。ここがズレてしまうと「おお!これは売れそうだ!」と仕入れて店に並べても売れないんですね。「なんでやろ。。。」と悩むんですがそれは商品と出会う場所が違うからです。人間というのはとても環境に左右される生き物です。脳はそういう仕組みになっています。スキー場のゲレンデや太陽輝く南の島でみたら男前や美人だったのに、普通に会うとあれ?ってなる感じですね。ですのでその商品が置かれているブースをしっかり意識の中から消し去り、あなたのお店のどの棚に並んでいるのか?をちゃんとシュミュレーションしながらチェックしてみてください!
Point 3:トレンドは俯瞰して感じろ!
世の中のトレンドの調査もとても大切です。これは商品単体のミクロな視点でも情報収集可能ですが、お勧めは会場全体を俯瞰してみることです。会場全体の色味やブースに使われている素材、フォント、写真、キャッチコピーなど、とても世の中のトレンドを反映しています。それぞれのブースはそれぞれの事業者ですので本来は共通点など無いのです。しかしなぜか全体を一箇の塊と捉えてみると、毎回違いが見えてくるんです。
ちなみにビッグサイトは入口と会場が同じ階層にあるので全体を俯瞰して見ることは出来ませんが、それでもなんとなく会場全体を一箇の塊で見ることが出来ます。幕張メッセは入口が上にあり、会場が下にありますので入口から会場全体が見渡せます。すぐにブースに駆け寄るのではなく、まずは入口で全体を見渡してみてください!
おまけ
以上、大きく【生産者・メーカー視点】と【小売・バイヤー視点】それぞれ3つのポイントをお伝えしました。このポイントは展示会だけではなく普段のお買い物でも役立ちますのでぜひご活用ください!これができれば上級者です!
この視点で展示会をみない限りせっかく行っても「ああ、、疲れた。。。パンフレット重っ。。。」と心と記憶に何も残らず、帰りの満員電車で帰ることになります。ぜひあなたの未来につながるように活用してみてくださいね!
さあ、では!おまけです✨️
●あなたが作る商品の類似商品にどれだけ人がいるか?
人だかりができている商品はそれだけ力があるということです。
「なぜバイヤーが注目しているのか」
「同じような商品を後発でもチャンスが有るのか」などなど、
しっかり吸収できるものは吸収してしまいましょう!
●どんな声がけに振り向いてしまったか?
もしあなたが出展する場合にかなり役に立ちます。
また、出展しなくても普段のPOPなどのキャッチコピーにも活かせます。
●出展を考えている場合はブースもチェック!
どんなブースに
「人だかりができているか」をチェックします。ここで重要なのが
「かっこいい」「おしゃれ」「きれい」などで判断しないこと!
大切なのは「見せ方」「伝え方」「ブランドが伝わってくるか」などです。
かっこよくてデザイン性が高くても何を扱っているブースかわからないと
バイヤーは寄り付きません。このあたりのことはまた詳しく書きます!
●試食やお試しは程々に!
程々にしましょう 笑
自分の関係のないブースに「美味しそうだから」と
都度都度立ち寄ってはいけません!一気に時間が消えていきます。。。
●切り上げるのを恐れるな!
つい試食をしてしまったり質問をしてしまうと
出展者側は「商談になるかも!」と真剣に対応します。
その思いがわかってしまうので、気を使って長々とお喋りをする。
これ、出展者側からするとめちゃくちゃ迷惑です 笑
正直「買う気がないなら早く立ち去ってくれ」と思っております。
当たり前ですよね。出展者は多額の出展料と沢山の時間、人件費を使って
全振りで出展します。ですのでできるだけ冷やかしはやめましょう。
しかし!ちょっと興味がある、は全然OKです👌まずはそういった小さな
きっかけを出展者も大切にしています。ですので
「ちょっと聞いてみよう」「ちょっと触らせてもらおう」
「ちょっと一口もらおう」はどんどんやってください!
でその後、個々からが肝心です。「あ、思ってたのと違う」と感じたら
「ありがとうございました」とすぐに立ち去りましょう!
そうでないとあなたも広い会場、全てを廻れなくなりますよ。
声をかけたら話を聞いてかげなければ、、、という変な気を使わないで
勇気を持って颯爽と立ち去ってください 笑
お互いのためです!
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