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銀杏型 黄葉の絨毯【消しゴムはんこ】

この数日間、治りかけの風邪と偏頭痛に悩まされておりました。

体調が上向いて、久しぶりにゆったりした気持ちで外を歩くと、冬支度を急ぐ木々の様子が目に入る。
ユリノキは落葉が進んで、
残っている葉は黄色を通り越して茶色くなり始めている。

この時季ひときわ目を惹くのはイチョウ。
1週間前は緑の葉が多かったけれど、すっかり黄葉の見頃になっていた。
樹の下から見上げると...眩しい程の黄金色。

曇り空でも、銀杏の周りだけ照明が当たっているかのように明るい。

黄金の樹  銀杏


◇◇◇
美しい黄葉に感化されて、
消しゴムはんこ第3弾は''イチョウ''に決定!

銀杏型 大中小

道端で拾って来たイチョウの葉を見ながら下絵を描き、慎重に彫っていく。
'小'が1番彫りづらいけれど、ちょこんとした可愛いらしさがあって、なんだか愛着が湧いてしまう。

銀杏型 中 小

中と小を交互に整列させると、ハート型にも見えてくる。
中央には、はんこを横に押して、リボンに模した形を配置。


イチョウ蝶
銀杏型 大 小

ピンク寄りの赤インクを用いて型を押し、
触覚と体を描き加えたら…蝶が誕生。


銀杏並木
黄葉した落ち葉の絨毯

大中小3種のはんこを作った理由は、
銀杏並木と黄葉の絨毯を描きたかったからです。
型の大きさと色の濃淡を使い分けて、
少しでも遠近感が出るようにしてみました。

それにしても…樹を描くのが難しい!
手描きした箇所だけ浮いてしまう.…。
せめてハンコを押した箇所と統一感が出るように、樹もスタンプインクで表現すると良かったのかも.…。
今後の課題として頭の片隅にメモ。


出来上がった型をどのように組み合わせて、
何が描けるか.…それを考えたり、試す時間がとても楽しいです。
時間はかかりますが、
癒しの時間になっています。

◇◇◇
余談ですが、今回はんこ作りの参考にしたイチョウの葉は『手のひら型と呼ばれており、剪定した街路樹のイチョウに多く見られる』そうです。
イチョウの葉の形が複数種あるとは知らなかった!
新たな気づきとなりました。


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