《絵本レビュー》UAMOU ウアモウとおばけちゃんのふしぎなちから
こんばんわ！
今日も今日も一段と寒かったですよ。
（連日言ってるという....）
12月に入りましたね。
毛布を追加で出したのですよ。
...で、そこまでは良いのですが、肝心な寝ている時に娘たちから毛布を剥ぎ取られる私。
.............ちっ....。
んさっ、今宵もやっていきましょう！
レビューする絵本は【UAMOU ウアモウとおばけちゃんのふしぎなちから】です。
作と絵は、高木綾子さん。
美術は、宮野隆さん。
初版は、2020年11月です。
《ストーリーについて》
ウアモウは、ピュアなハートを持った宇宙人の男の子です。
旅の途中、宇宙船が壊れてしまい、不時着した惑星でおばけちゃんに出会います。
ふしぎのもりで夢から覚めると、おばけちゃんがいません。
探していると、おばけちゃんらしき者が横切ったような気がしました。
追いかけてみると、たくさんのおばけちゃん達が、ウアモウの壊れた宇宙船を修理していたのです。
ウアモウと、おばけちゃんのお別れです。
2人の、愛と想いが詰まった冒険の物語です。
《10コの好きなところ》
①絵本の表紙が、シルバーの世界観で、おばけちゃんがどーん！と描かれているところが豪華。
②見返しも、同じくシルバーの世界観でホワイト印刷におばけちゃんの絵が描かれているところが素敵。
③題字の文字は、主人公のウアモウを連想させるかのような、まるいまるーいオリジナルフォントがかわいい。
④絵も、シルバーの世界観かなと思いきや、惑星のページがとてもカラフルで真っ白のウアモウがよく際立ってみえるところが良い。
⑤文も、英語・日本語と同時に書かれているところも良いし、端的で少し引いた視点から書かれているのでわかりやすい。
⑥ 冒頭から、ウアモウとおばけちゃんが仲良くスヤスヤ寝ているところをみるとホッコリする。（詳しくは、1作目をご覧ください）
⑦しかも、背景は結構リアルに描かれているところも想像力を掻き立てられ感動する。
⑧途中、観音開きのページがあって、おばけちゃん達の迫力に圧倒される。
⑨ウアモウとおばけちゃんたちの不思議な力も凄いけど、それよりすごい2人の愛に感動。
⑩最後は、ウアモウとおばけちゃんの2人の冒険の幕開けでハッピーエンド。
《読み聞かせをしてみて》
娘たち（7才・5才）は、
『この、おばけちゃん、かわいいねぇ♡こわくないよ？わたし』
『ウアモウさ、しんけんに、おばけちゃんさがしてないよー』
『なんかさ、たぬきみたいなネコさ、ずっとついてきてるよね？ママ』
って、言ってました。（笑）
わたしはですね、この2作目の物語ほんっと良かったなぁと思ってですね。
ウアモウとおばけちゃんの2人の関係性が構築されたような気がしながら読み聞かせしました。
《おしまいの言葉》
一作目で信頼関係が、今作で互いの必要性が確立されたようにみえて。
あぁ、なんでもコトの順序っていうのは大切なんだなぁっておもいました。
例外を除いては、初めましての段階で
『親友になってください！』
とは、言えないですもんね（笑）
（若干ひかれるんじゃなかろうかという一抹の不安付）
そういう、お互いを求める瞬間が今作では、おさめられてますので、お見逃しなくですよ！
愛だな、いや愛しか勝たん。
☆彡
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