《絵本レビュー》みらいのえんそく
こんばんわ(^^)
台風が、発生してますね。
こういうこと言っちゃうと、誤解をまねくかもしれませんが、雷も台風も好きなんですよね。
THE自然な感じかして、体感して。
まぁ、精神年齢が低いだけですが...。
さぁ、今日もやっていきましょう!
レビューする絵本は【みらいのえんそく】です。
学校がすすめる夏休み子どもの本になってます。
作は、イラストレーター&グラフィックデザイナーでもあるジョン・ヘアさん。
文は、椎名かおるさん。
初版は、2019年6月です。
《ストーリーについて》
タイトル通り、未来の遠足は、〝月〟に行きます。
子どもたちは月面着陸成功し、はじめてみる地球に大喜び。
ところが、お絵かきをしている間に眠ってしまった子がひとり...。
あらあら、気づかれず置いていかれちゃいました。
仕方なくまた絵を描いていると、何やら背後に気配がっ!!!!!!
月に住む不思議な生物と1人の少年とのファンタスティックでユーモアたっぷりな友情物語です。
《10コの好きなところ》
①宇宙空間が、丁寧に描かれている。その証拠にゾワゾワしている自分がいる。
②未来の遠足の形が、宇宙旅行という設定なんて、夢しかない。
③現実的に、そういうことが当たり前になるよう願いたいので、そういう作者の思いも感じる。
(知らんけど)
④現代の子供たちが宇宙を想像しやすいように、文は最小限にされていて、ほぼ絵で表現しているところもステキ。
⑤ しかも、月の色や影の付け方など、すごく正確に丁寧に描かれているところが凄い。
⑥1人の少年が、お絵かき中眠るという失態設定も面白すぎる。普通、月で眠れないと思う(笑)
⑦そして、置いていかれる設定も。普通、集団行動で出発する時は、リーダーは人数確認するはず(笑)
⑧宇宙人との出会いも、淡々と驚くこともなくお絵かきを通じて、互いに純粋に向き合っているシーンに感動する。
⑨宇宙人語も、冴えている。文だけだが、きっとモスキート音なはず(笑)
⑩最後は、1人の少年と宇宙人に思い出と友情ができてハッピーエンド。
《読み聞かせをしてみて》
読み聞かせをしようとしたところ、長女(7)は、お先にしれっと読破してたんですよっ!
それで、ストーリー覚えているのかなと思って聞くと、完全に全部覚えていて...。(すごいよ)
だから、異例の読み聞かせ延期ですよ(笑)
わたしは、固定観念バリバリ(メディア)の宇宙空間や月を題材にしている絵本に少し夢や抵抗があったんですが、最高でしたよねっ!!
《おしまいの言葉》
小学校のころ、何かの作文で〝妄想の宇宙旅行〟をテーマに書いたことを思い出しました。
それこそ、他の惑星に行き宇宙人と遭遇して話したりする妄想ストーリーなんですけどね(笑)
普通に友達になりますから、言葉の垣根はありません。
本当に、いつか現実になるんだろうなって、コチラの絵本を読みながら思いました。
いつか現実になるんだろうなっていうより、
早く現実になったらいいなって。
私たちが生きている間に、どのくらいのコトが叶うのかはわかりませんが、未来の子どもたちにとって夢や希望がある地球であってほしいですよね。
まぁ、今日あたり夢で宇宙旅行を切望するか(笑)叶えてくださいっ!宇宙人〜(笑)
いざ行かん!!
☆彡
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