《絵本レビュー》やきいもするぞ
こんばんわ!
今日は、仕事の合間にリビングの掃除をしましたね。下の子が明日、運動会なので今日は早く帰ってきましてね。
なんやらかんやら、バタバタしてました。
....っさ、今宵もやっていきましょう!
レビューする絵本は【やきいもするぞ】です。
作者は、おくはらゆめさん。
初版は、2011年10月です。
《ストーリーについて》
森は、落ち葉だらけで、畑はお芋だらけ。
こうなったらしょうがない!
リスやいのしし、それから森の仲間の動物たちも一緒に焼き芋することにしました。
できた焼き芋が、ホクホクあちち。
皆んなで食べると、おならがでました。
こうなったら、しょうがないとおなら大会が急遽始まり....!?
賞品は、残ったお芋たくさん!!!!
予想外の展開に、ホッコリホックリする物語です。
《10コの好きなところ》
①さすが、作者おくはらさん。予想外の話の結末を迎える展開。
②日本むかしばなしみたいなタッチと、動物たちの動きや表情が、焼き芋に対してのワクワク感へと伝わる。
③周りの背景も、紅葉やイチョウの木と紅葉が美しく描かれているところ。まさに背景を通して食欲の秋!
④山より高く落ち葉を集めて、谷より深くお芋を掘るという、対比の文がリズムがあって読んでいて楽しい。
⑤焼き芋ができるまで動物たちがじっとしていられなくて、焚き火を囲んでグルグル回るところがかわいい。
⑥おならがでた事から、おなら大会への流れが面白い。
⑦各動物たちのおならが、それっぽい特徴があって、ほんとに臭そうだなって笑っちゃう。
⑧しかも、おならをふられた動物たちのリアクションに、さらに笑っちゃう。いのししと、クマは大変くさそう(笑)
⑨まさかの、お芋の神様の登場で、動物たちがビックリしているところ。でもすぐ受け入れるところが絵本の良さ!
⑩最後は、お芋の神様のおならが素晴らしすぎてエイエイブーで、ハッピーエンド。
《読み聞かせをしてみて》
娘たち(7.4)は、
『いのししが、いちばん、くさそうだね』
『わたしは、うさぎさんのおならがいいー、だってカワイイもんっ。』
『なんか、おいもたべたくなっちゃったぁ。おいものかみさまくるかなぁ?』
って言ってました。
わたしはですね、やっぱりなんといっても、この話の展開と、おくはらさんっぽい文の作り方ですかねぇ。
ほんと、タイプなんですよね(^^)
軽くて、おもしろくて、ワクワクできるんです。
《おしまいの言葉》
今日も、動物たちが仲良く話す日常でしたね。
なんか、今気づいたんですけど、ストーリーの序盤から、〝お芋の神様の小さな神社〟が、ありました!!!!♡
こういう、後にヒントになるような絵をちりばめてくださる、おくはらさんが素敵です。
こうやって、みんなで食べ物を囲んで、食べて笑って、ワイワイしてって、本当最高ですよね。
はぁ。
いいなぁ、こういう世界。
こういう世界が、当たり前になるといいですよねっ。
☆彡
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