《絵本レビュー》きょうはもうねます
こんばんわ!
今日は、リニューアルした焼肉屋さんで夕食を食べてきました。
平日に、外食したら明日の事が気になってゆっくり食べれませんでした。
案の定、家に帰ったらバタバタ....。
神さま....ワンオペ主婦に力を...。
はい。じゃあ、今宵もいってみましょう!
レビューする絵本は、【きょうはもうねます】です。
作者は、松村真依子さん。
《ストーリーについて》
今日は、もう寝ます。
夢で、好きな人に会いたかったり
知らない街にいるのが寂しかったり
嫌な事を全部忘れたかったり....
いろんな想いで、どこかで誰もが寝ます。
おやすみ前の、静かで優しい人々の想いが詰まった物語です。
《10コの好きなところ》
①表紙カバーが星座のような絵が描かれているところ。ストーリーとマッチしていてドラマチック。
②しかも、カバー用紙も凄くこだわっていてホワイト・金の印刷というところもため息がでる。
③しかもしかも、カバーと表紙の絵が全く違うところも魅力的だし、脱帽。
④細やかな繊細な絵が、眠る前の雰囲気とピッタリで癒される。いやぁ、本当癒される。
⑤目を凝らすと、いろんな絵がたくさん描かれていて発見がある!絵に紛れて英文も紛れている。
⑥色彩も、とても絶妙な色で美しいし黒に映える。配色もとても癒されて幻想的。
⑦真っ黒で描かれた背景に文だけのページは、グッときた。
⑧おやすみ前の、いろんな想いが短い文の中に集約されているところ。ポジティブでも、ネガティブでも、肯定している文。
⑨飛んでいる絵や、グラデーション...とても美しいし共感しかない。
⑩最後は、おやすみ前に本を閉じて、ハッピーエンド。
《読み聞かせをしてみて》
娘たち(7.4)は、
『ゆめみたいな、いろねー♡』
『キラキラして、かわいい!!』
『おひるねしたら、きもちいいよねー』
って言ってました。
わたしはですね、この静かで繊細な絵や文に毎回うっとりなんですよね。
背景が暗めなので、幻想的にみえるので哲学できるー!って心躍らせながら読みました。
《おしまいの言葉》
まつむらさんの絵本って、何度も言いたいんですが、哲学ができるんですよね。
今日も、静かにそっと哲学させてもらいました♡
ちなみに最近のわたしの眠る前は、何気ない事を考えてますかね。漠然と(笑)
昔の時の方が、不安を抱えていたり寂しくなっていたりしてました。
なので、すやっと眠れる幸せというのは感謝すべき事なのかもしれません。
眠れる夜も、眠れない夜も、どっちもいい。
おやすみなさいませ。
☆彡