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《絵本レビュー》シルクハットぞくはよなかのいちじにやってくる

こんばんわ!
今日は、とある打ち合わせで昼食を食べる事を忘れてまして、没頭して7時間半も話していました。

もし、人間に体力の限界がないのであればずっと話し続けていると思います。(笑)
終わりがあるっていうのはある意味大切なのかもしれません。

さぁ、今宵もやってまいりましょう!
レビューする絵本は【シルクハットぞくはよなかのいちじにやってくる】

作者は、おくはらゆめさん。
初版は、2012年5月です。


《ストーリーについて》

これは、夜中の1時にやってくるシルクハット ぞくのお話です。

足音一つ聞こえない、何にも喋らなくても目と目が合えばだいたいわかり、空を舞います。

シルクハットぞくは、窓の隙間をするりと抜けて子供が寝ている枕元にすっと立って....。

うんうん一体何をしようというのでしょうか?

夜中の1時に、せっせとお仕事をするシルクハットぞくの優しくて紳士的なお話です。


《10コの好きなところ》

①まず、シルクハットぞくっていう設定が好きですかね。1人じゃないところがいい。物語の展開に期待をもってしまう。

②シルクハットぞくは、多数いるんだけど顔が全員似ているというところもいい。表情は違えども一体感を感じる。

③本当に、シルクハットとマントを着用しているところも、そのまんまだしわかりやすいし面白いし何かカッコいい。

④文もとても紳士的に書かれていてとてもスマート。なぜ、シルクハットぞくであり続けるのか納得できる。

⑤深夜の1時という設定なので、夜の背景がとても、ファンタジーにみえる。

⑥しかも、サンタさん並みの素敵な事をほどこしているところにもグッと心を掴まれる。

⑦しかもしかも、その仕事の規模が世界中の人たちというスケールの大きさよ....。

⑧その素敵なコトが夜にキラキラひかっている情景さえも、シルクハットぞくのおかげというところが、もう惚れる。

⑨タイトルの題字も手書きで、手紙予告みたいにみえるところ。

⑩最後は、夜中の1時に包まれてハッピーエンド。


《読み聞かせをしてみて》

娘たち(7.4)は、
『ねー、かいとうなの?かいとうなの?ぬすむの?』
『みんなもう、ねとるやん!おきないのかなぁ』
『シルクハットぞく、いいことしてるねぇ〜』
って言ってました。

わたしですね、まさに紳士的な物語だなぁって思いながら読み聞かせしてましたね♡

この深夜1時っていうところがいいですよね。
熟睡しているところを狙ってっていうところもたまらないです(笑)


《おしまいの言葉》

シルクハットぞくって、ほんと紳士的な優しさなんですよ。
こういう男性いたら惚れてしまうやろ!ってかんじです。

スマートな優しさって、カッコよすぎですよね、解るか解らないかの境目なので。

しかも、やっている仕事が本当ピンポイントにタイプです♡

はぁ、今日は妄想するしかありません。
それではシルクハットぞくの皆様、今夜1時お待ちしております。

☆彡




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