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《絵本レビュー》しろくまのパンツ
こんにちはっ!
最近、次女(4)がやたら『ねむれぃ ねむれぃ ちちははyo〜』とラップ調で言っております。
彼女だけのブームがどうやらきてます。
さぁ、今日もやっていきましょう♪
【しろくまのパンツ】
tupera tupera(ツベラ ツベラ)という、亀山達矢さんと、中川敦子さんがユニットとして、制作されてます。
初版は、2012年9月です。
この絵本は、わたしが本屋さんでビビッときて購入しました。
いやぁ、オシャレだったんですとにかく。
《ストーリーについて》
ある日しろくまさんは、パンツがなくなっちゃって困っていました。
それを聞いた、ねずみさんは一緒に探すことにしました。
いろんなパンツがでてくるんですけど、どれもこれも違う。違う、動物のパンツばかり。
しろくまさんのパンツはみつかるのでしょうか...
《10コの好きなところ》
①圧倒的に、縦長サイズと表紙がオシャレ。
②パンツの部分が、型抜きされていて誰のパンツかクイズ形式になっているので盛り上がる。
③動物の絵がコラージュされていて、すごくオシャレでかわいい。
④しろくまさんの表情がほのぼのして文と連動しているのでゆっくり読める。それが、結末のヒントにもなっている。
⑤動物のパンツのサイズがそれぞれ違うので、子供たちの想像力がつく。(特にネコのパンツがツボ)
⑥しかも、しろくまさんも、ねずみさんも、他の動物も、パンツしかはいてないのでパンツにフォーカスしやすいつくりになっている。
⑦話の結末からの、ねずみさんの優しさが滲み出ている。
⑧最後のページに、歌詞が書いてあるところ。
(いつも、適当に歌って盛り上がる)
⑨登場する、動物たちもオシャレで個性強めなイラスト。
⑩さまざまな、結末のヒントが転がっていてその最大なポイントは色の使い方にかかっているところ。(勉強になります)
《読み聞かせをしてみて》
何回も、娘たちに読み聞かせをしていると、またまたおなじみ百人一首対戦みたいになるんですが、それだけ好きなんでしょうね。
最初はしろくまさんと娘たちは一緒に考えてたんですけど。
だんだんページをめくったと同時に、
『しまうまさんっ!』『ぶたさんっ!!』みたいに、しろくまさんを置いてきぼり状態ですよ。
で、この本ってパンツの形のカバーがついているんです。
表紙が、しろくまさんなので、赤いパンツのカバーを取り付けると、まるで履いているような感じになるところも、娘たちは喜んでました。
《おしまいの言葉》
とにかく、オシャレな絵本だなぁっていうのがわたしの感想ですね。
シンプルなのに、圧倒的な世界観をつくられたtupera tuperaさん、すごいです。
他の動物が派手派手のパンツに対して、しろくまさんが選んだパンツのシンプルチョイスのすごさ。(履き心地でえらんだのかなっ)
まぁ、パンツも見た目と履き心地は別物ですよね。
それは、まるでヒトにおいてもそうかもしれません。ヒトも見た目と中身ちがいますよね(笑)
中身をみれる人間を目指しますっ!
☆彡
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