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《絵本レビュー》ペロずきんちゃん

こんにちはっ!
昨日は、早く寝落ちして深夜2時に目が覚め寝れなかったコボシです。
就寝サイクルの大事さよっ。

そんな、昨日届いた絵本《ペロずきんちゃん》を、ご紹介したいと思います。

原案・絵は山本まもるさん、文は、もりやしげやすさんです。この絵本、2017年ボローニャ国際絵本原画展入賞しております。(拍手)

ペロずきんちゃんの存在は恥ずかしながら知らなかったんですが、インスタグラムで発見しまして。

すぐ、Amazonでポチりました。(神)

最初表紙だけみると、赤ずきんのパロディーっぽいのかなぁって思ってたんですよ、すいません(笑)

そうしたら、全然違う話で(あたりまえじゃろ)。
ペロずきんちゃんは、何でもペロペロ舐めてしまう女の子なんですが。ちなみに、舌もめちゃくちゃ長いです。(そこがいい!)

ある日、ペロずきんちゃんが作った特製のアメを、一緒に暮らしている犬のブクが食べるわけです。そしたらとんでもないことが起こるわけです。

そのあと、ペロずきんちゃんも、もう一つの特製のアメを食べるわけです。同じくとんでもないことが起こるわけです。

そういう意味での『ペロずきんちゃん』という名前だったんだと読みながら気づきました。

背景や、登場人物も丁寧に描かれていて、どこかカントリーでレトロなんですよね。カラフルでほんわかしているけど、お話自体は結構すごいというGAPっ。

そして、ペロずきんちゃんあまい食べ物が好きなんでしょうね、スイーツやフルーツがこれでもかとばかりにジャンジャン登場します。

ジャンジャン登場するのは、それだけではありません。大人の欲もキチンと登場しますっ。子供の欲と、大人の役を対比しているところも考えさせられましたね。

大人になると、欲深くなるんですかねぇ。
それとも、資本主義経済っていう時代のせいなのか。

娘たちに、読み聞かせをしてみますと、いろんな食べ物をペロペロ舐めるペロずきんちゃんを、ずっと目で追ってて、とうとう最終的にはわたしを舐めてきました。

ちなみに、今朝もヒザを舐められて起こされました(笑)

最後らへんに、犬のブクが活躍するんですけど単純に『犬かいたーーい、だいじにするからぁぁぁあ〜』
とせがまれるくらいブクの良さが伝わってたんだと思いました。

そんなこんなで、ファンタジーの中にも現実問題が入っている《ペロずきんちゃん》いかがでしょうかっ(^^)

子供と大人の欲深さって、深さは一緒なのかもしれません.....。

☆彡

#ペロずきんちゃん
#山本まもる
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#小学館
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