《絵本レビュー》りすとかえるとかぜのうた
こんばんわ!
今日は、一段と寒さを感じましたね。
朝方とか、『えっ?冬なんじゃないのっ』っていうくらい寒いんですよね。
そろそろ灯油を買いにいくか....。
さぁ、今宵もはじめていきましょう!
レビューする絵本は【りすとかえるとかぜのうた】です。
作者は、うえだまことさん。
初版は、2020年5月です。
《ストーリーについて》
雨上がりの森で風たちは機嫌良く歌っていました。
川には、船に乗った、りすがいました。
りすは、かえるに会いに行き、新しい船で一緒に旅をしたいのです。
りすは、かえるくんに声をかけましたが気がつかずに川の中へ飛び込んでしまいました。
もしも、この船でかえるくんと旅をする事ができたらと、りすは妄想を膨らませます。
すっかり、寝てしまった、りすのもとに風たちがやってきて.....。
さてさて、りすはかえるに会えるのでしょうか?
川や風に包まれた、りすとかえるの仲良しで平和で美しい日常を描いている一冊です。
《10コの好きなところ》
①横長のサイズなので、自然の動きが良くわかる。
②風を3人の風の精で可視化しているところがとてもファンタジーで素敵。
③風が吹いているところを文では、〝風たちは元気よく歌っていました〟という風に擬人化しているところも素敵。
④水彩画の淡いタッチが、爽やかさを醸し出している。
⑤主人公のリスの首の赤いスカーフや、カエルのボーダーの洋服がおしゃれで目立つから目がいく。
⑥りすのかえると旅をする妄想のページは、夢がたくさん詰まっていて希望が持てる。
⑦川の音を聞きながら寝てしまうりすの性格がわかる。そして、川との関係性も。
⑧全体を通して、風や川の流れや音が文面から伝わる。そして、とてもその自然が優しく包んでくれているような感覚が伝わる。
⑨どうやら、リスとカエルはお互い行き違いになっていたという事実からの、そんなことはスルーして、自然を楽しんでいるところ。
⑩最後は、夕闇に包まれてハッピーエンド。
《読み聞かせをしてみて》
娘たち(7.5)は、
『リスさんとカエルさんって、おしゃれねー♡』
『かぜの、ようせいさんたちってとってもかわいいね。』
『カエルさんは、どこにいるんだろうねぇ?』
って、言ってました。
わたしはですね、川と風と夕闇とって自然の中で、主人公を自分自身に当てはめて読み聞かせしていて心地良かったんですよね(^^)
《おしまいの言葉》
わたしも、このリスやカエルと一緒で自然大好きなんですけど。
(いや、田舎なので自然にかこまれているだけかもしれないんですが)
この、絶え間ない自然の在り方って、ほんと美しいですよね。
美しいって、
例えば風で言うと
穏やかに頬を撫でるような風から
物を吹き飛ばすくらいの突風もある
そのどちらともが合わさって
美しいが完成されるのではって思うわけです。
人生だって、良いことばかりじゃなくてちゃっかり悪いこともあって、その2つで人生みたいなね(笑)
ねっ(笑)
ねっ(笑)
おやすみなさい。
☆彡
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