《絵本レビュー》だるまちゃんとうさぎちゃん
いやぁ、わたしが住んでいるところは、ただ今大雨特別警報がでており、外がザーザー言うております。
皆さまの地域は大丈夫でしょうか?
引き続き互いに注意しましょうね。(^^)
さぁ今日はですね、5月の【だるまちゃんとかみなりちゃん】のレビューに引き続き【だるまちゃんとうさぎちゃん】の絵本レビューをしたいと思います。
ぜひ、合わせて読んでくださいませ。
作・絵は、加古里子さん。
初版は、1972年12月です。
《ストーリーについて》
季節は冬です。
だるまちゃんとだるまこちゃんは、雪だるまを作ろうと、雪だるまをまるまてました。
そして、お母さんからリンゴを2つもらって、それを雪だるまの目のところにつけようとしました。
ところがですね、リンゴが手からすべってコロコロコロコロ。
ちょうど坂の下で遊んでいたうさぎちゃん達がリンゴをとめてくれました。
そこから、雪だるまの話になり、いろんな雪だるまを作って....。
まさに、だるまちゃんとうさぎちゃんの楽しいお話です。
《10コの好きなところ》
①今回のシリーズは、特にいろんなモノの遊び方を丁寧に解説しているページが多い。実際に、作って遊べる。
②だるまこちゃんに黒髪が描かれているところがかわいい。それで大体の年齢がわかる。
③さらに考えている時の、だるまちゃんが怖い(笑)そこが一生懸命さが伝わってきてかわいい。いつも、真剣に何かに向き合っている。
④加古先生って、いつもモノの導線が描かれているところがステキだなぁって思う。
⑤『たんげさぜん』や『ざとういち』の例え方が話のキーポイントになると思っている。そして、その例え方が面白すぎる。
⑥いろんな雪遊びで作ったモノに名前がちょこっとついているところが凄く親切で勉強になる。
⑦うさぎちゃんとうさぎこちゃんの違いは、まつげがあるかないかと言うことに気づいたところ。
⑧だるまちゃんのお母さんから、お母さんの在り方を学べる。また、うさぎちゃん達の礼儀も学ぶ。
⑨さらに、『おりこうさん』は得をすることも学べる。(笑)
⑩最後は、座頭市の雪だるまでハッピーエンド!
《読み聞かせをしてみて》
この絵本は、わたしが読み聞かせをする前に娘2人とも読んでたんですよね(笑)ちなみに、絵も描いてました。(わたしのマネをしたそうです)
それでも、絵本の中のいろんなモノ遊びの作り方をみて、こそこそと作ってました。
あとは、単純にウサギが出てきたところがカワイイんだそうです(笑)
わたしは、だるまちゃんに登場するキャラクターのコミュニケーション能力が高すぎて圧倒されていました。
《おしまいの言葉》
今シリーズも、平和な世界観を加古先生から覗かせていただいた感じですね(^^)
四季とうまく付き合って、雪遊びをするだるまちゃん達。しかも、みんな当たり前のように仲良くなるんですよね♫
素敵ですよね、わたしであれば1時間くらいで雪遊びは飽きているかもしれないですし、凍えているのかもしれません(笑)
子供は風の子、大人は.....。
よし!
今年の冬は、雪だるま作りやっちゃいます!
やっちゃいます!(宣言)
☆彡