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《絵本レビュー》ぼくはかわです

こんばんわ!
今日は、シーツや敷きパッドを干しました。
いやぁ、良い天気でしたっ今日も。

たまには、なーーーーんにもしたくないですよね。ぼけーーっっと秋の紅葉を愛ながら....そんな日もありありのありです。

さっ、今宵もやっていきましょう!
レビューする絵本は【ぼくはかわです】です。

作者は、植田真さんです。
初版は、2016年7月です。


《ストーリーについて》

ぼくは川です。
たぷたぷたぷながれています。

船がきたり、
近所のしょうちゃんがきたり、
小鳥たちが歌を歌ったり
葉っぱが落ちてくすぐったい

いろんな事が、川で起きて日が暮れます。

とても、普遍的で何気ない優しさと美しさが伝わる清々しい一冊です。


《10コの好きなところ》

①横長のサイズなので、川の広さが強調されて癒される。自然の広大さみたいな印象。

②文もクレヨンで書いたようなデザインでこだわっているところ。温かみを感じる。

③見返しも、川の水面が一面に描かれていて、用紙も光沢紙なのでまるで水面が光っているようにみえる。

④題字も手書きっぽくて、優しさが伝わる。
川の、人間っぽさみたいな感じが伝わる。

⑤登場してくるモノやヒトも、日常的な感じがするような文で穏やかな雰囲気を感じる。

⑥全体の色味もフレッシュで優しいパステルカラーで癒される。

⑦川に集まってくる登場キャラクターが全員仲良しで共存しているという平和。

⑧魚の登場に、リスたちが魚のことを〝かわのぬし〟って言っているところがおもしろい。とても、ユーモラス!

⑨風の流れを絵で絶妙に表現して描いているところ。風向きがわかるくらいの画力。

⑩最後は、楽しい一日を振り返ってハッピーエンド。


《読み聞かせをしてみて》

娘たち(7.5)は、

『カワがわらってるね(^^)ママっ?』
『ツキさんと、どんなおはなししているのかなぁ(^^)』
『カワさん、おともだちいっぱいだね!』

って、言ってました。

わたしはですね、なんか心地の良い文と絵だなぁとおもってて、ページをめくるたびに癒されてました。
穏やかな読み聞かせができました。


《おしまいの言葉》

日常的な中の、ある日の1日を切り取ったような物語でした。

いつもの毎日の中での、いつものことって、どこか安心したり当たり前すぎて、その幸せに気づかなかったりします。

よく失って気づくって言いますが、失ってからじゃないと気づかない事もほんと多くて。

当たり前だと気づかないで当たり前ですよね(笑)

でも、それでも良いんですよね。
気づいても気づかなくても、自分で自分を許していれば。(^^)

☆彡





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