《絵本レビュー》ないしょのオリンピック
こんばんわ!
今日も暑いですねぇ(^^)
いつからでしょうね、エアコンがフル稼働になったのは(笑)脱水症も注意喚起されるコトが当たり前になりしたよね。
はいっ!
では、今日もやりましょうかね(^^)
予定では、今年行われるはずであったオリンピック2020。
そんなコトを彷彿させる絵本【ないしょのオリンピック】のレビューをします。
文は、もとしたいづみさん。
絵は、やまぐちかおりさんです。
初版は、2019年10月です。
《ストーリーについて》
台所で聖火が灯されましたっ。
家の人が出かけたら、家のモノたちが選手になって入場します。
オリンピックの開幕です!
⚫︎子供部屋代表 恐竜・ガオ
⚫︎玄関代表 靴べらカエル
⚫︎リビング代表 くまクッション
⚫︎台所代表 サバ缶くん
⚫︎引き出し代表 カラー輪ゴムズなどなど.....
マラソンや新体操、トランポリンやサッカーなどその他さまざまな競技が行われます。
ワイワイガヤガヤいろんなモノたちの競技に目が離せないおはなしです。
《10コの好きなところ》
①出場者が多いので、楽しい雰囲気がたっぷりと伝わってくる。カラフルでガチャガチャしていて絵のボリュームがしっかりある。
②台所のコンロの火で聖火を灯すあたりがすごく面白い。いろんな工夫やアイデアにクスクスなる。(笑)
③ちゃっかり、1964年の東京オリンピックのコトがかかれている。そして、アナウンサー役にはこの時に誕生したお喋り人形が抜擢。
④映画のように、タイトルまでのアプローチが2ページあるところ。なかなか珍しい。
⑤話し言葉の部分は、フォントが変えてあるので読みやすい。
⑥画角や細かいアイテムにもこだわりがたくさん詰まっているところ。しっかりと丁寧に描かれている。
⑦メダルを自分たちで相談して作るというところが素敵。
⑧まな板の上での卓球の試合の球に、こしょうが使われているところが面白い。オチもしっかりついている。
⑨それぞれのモノたちが、得意な動きをしているところに感動する。順位も前後している。
⑩ 最後は、お片付けをしてハッピーエンド。
《読み聞かせをしてみて》
ほんと、いろんなモノたちが出場しているんですけど、その中でも次女(4)が気に入っていたのは、銭湯マークの帽子をかぶったアヒルでした。
その後も、ページをめくるたびに、アヒルを目で追いかけてましたね。
けっこう、吹き出し文字や擬音語も多かったので、読む方(わたし)も忙しかったです(^^)
個人的には、絵のタッチがものすごく好みですね。ほんわかフンワカな感じで穏やかな気持ちで読み聞かせできました。
《おしまいの言葉》
最後は、家の人たちが帰ってくるところでおしまいになるんですが、出場したモノたちにメダルがかけられているんですよね(笑)
こういうところが、ニクイナッて思うのです。
皆さんの家でも、内緒のオリンピックが開催されているのかもしれないですよっ。
もし、そうならコッソリみたいですけどね(笑)
☆彡