《絵本レビュー》ぼうやん
こんばんわ!
ヤァー、疲れました疲れました。
日曜日の子供たちのパワフルさよ。
大人は、体力の限界を知ることとなります。
学校のお友達がいてくれたからよかったものの思っていたら、裸足で遊んでまして...ギャーーーってなりました。
シュールでしたね....っはい、では今宵もやっていきましょう!
レビューする絵本は、【ぼうやん】です。
文は、織田りねんさん。
絵は、ちえちひろさん達です。
《ストーリーについて》
主人公は、ぼうやん!(木の棒なのかな?)
3匹の虫に振り回されたり、叩かれたり。
コンコンコンから、投げ飛ばされたり。
ピョーイピョイから、キャッチされたり。
でも、土に埋められたり...。
ぼうやんは、どうなるのでしょうか?
個性的なキャラクターと、ぼうやんのステキな関係が楽しい一冊です。
《10コの好きなところ》
①ポケットサイズで自費出版なのかな?
バックにひょいと入れる事ができるところ。
②個性的なキャラクターは架空なのか、実在してるのかさえわからないところ。
③そして、ぼうやんも木の棒なのかどうか最後まで定かではなかったところ。
④結構、ぼうやんが雑に扱われているところも面白い(笑)
⑤でも、ぼうやんも楽しんでいるのかもしれない。関わっているということは、友達なのかもしれない。
⑥背景は、空と草だけなので、ぼうやんが引き立つ。
⑦文も擬音語・擬態語が多くて楽しい。
⑧柔らかく優しい色味で描かれているので、安心して読む事ができる。シンプルで読みやすい。
⑨まさかの、ぼうやんがシーソーになって全員参加して、楽しんでいるところにほっこりする。
⑩最後は、バキッとおれてニコニコで、ハッピーエンド。
《読み聞かせをしてみて》
娘たち(7.4)は、
『ねぇ、ぼうなの?ポッキーなの?』
『コンコンコンはなに?』
『ぼうやんのシーソーしたぁーい!』
って言ってました。
わたしはですね、このオリジナリティのあるキャラクター達とぼうやんの関係性が素敵だなぁって思いました。
どこまでも、優しいぼうやんに脱帽しながら読み聞かせをしました。
《おしまいの言葉》
ちえちひろさんの世界観って、ほんと共存して平和で最高なんですよね。
そして、個性豊かなキャラクターが何者かもわからぬまま終わるという....。
で、もはや何者かわからなくていいとおもいました。
その次元じゃなくて、そんな世界なんだと。
ぼうやんの世界では全然普通なんだと。
もう、そういうことなんですよね。
当たり前じゃない事が、普通だということなんですよね。
固定観念なんて、いらないんです(^^)
☆彡