《絵本レビュー》空の絵本
こんばんわ!
今日から保育園はお盆休みに入り、朝から活発な娘たち。(わたしは朝からゾクゾク)
外は、31℃の猛暑で、公園に連れて行けども人がいませんでした。(笑)(熱中症になるわ)
今日は、一昨日から続いている長田さんと荒井さんの3作コラボシリーズ最後の【空の絵本】のレビューをしたいと思います。
作は、長田弘さん。
絵は、荒井良二さん。
初版は、2011年10月です。
《ストーリーについて》
空から雨が降ってきて、
それはだんだんと強くなり
風も強くなり雷が落ちます。
いつしか、遠くなって空が明るくなります...。
移ろいゆく空の表情と、1日の時間の流れに沿ってつくられている自然な一冊です。
《10コの好きなところ》
①だんだんという副詞がたくさん使われている。順を追って変化する空模様がよく伝わる。
②とにかく、荒井さんが描く背景描写が綺麗で美しい。そして、自然の荒々しさみたいなところも巧妙に描かれてる。
③ 色使いが、わたしが観ている自然の色とほぼ変わらない。人間が認識できる色調の数と同じくらい使われているようにみえる。
④雨の不規則な降り方の描写も、秀逸。本当に、こういう風に降るなって思うくらいスゴイ描写力。
⑤文も、ある一日の空模様を詩的に書かれていて、ほんとこんな日あるなぁと思い出させてくれる。
⑥そういう、自分の断片的な記憶とリンクするくらい自然につくられているお話。
⑦朝から夜にかけての時間軸と連動して空模様が変化していく様を詩的に読めるコトが、心地よい。
⑧空の色と、草花や森の色も連動していて、当たり前なんだけれど、自然的だから美しく見えてしまう。
⑨夜になると、夜空に星たちがきらめきはじめる描写にも感動してしまう。比喩もたくさん入っているのでロマンチック。
⑩ 最後は、眠くなってハッピーエンド。
《読み聞かせをしてみて》
娘達(7.4)は、単純に当たり前に
『あめふってきたねぇー』
『つよくなってきたねー』
『はれてきたねー』
『よるになってきたねー』
っていう感想でしたね。
なんか、当たり前のことを当たり前に娘たちは言っているんですが、そういうことにハッとさせられましたね。
雨が降ったりやんだりすることを、当たり前にみているからなんでしょうけども。
《おしまいの言葉》
実は、当たり前のコトって、美しくてそれだけで満たされていて平和なのかもしれません。
もしくは、当たり前すぎて気づかなかったり諦めてたりするのかもしれませんが。
まぁ、その人をあらわしてますよね。
雨が降ってやんで、明るくなって星が輝いてって、そういう自然の流れの中から私の感情も垣間見えました。
コロナちゃんみたいに、当たり前じゃないことが起こったときに、不自然にみえたり不安になったり。
私たちの当たり前って、何なんでしょうね。
☆彡