《絵本レビュー》だれのほね?
こんばんわ(^^)
いやぁー、今日は朝から暑い暑い。
最高気温は、31℃だったんですよねぇ〜。
皆さんのお住まいの地域の天気はどうだったんでしょうか?
水分補給をきちんとしなければですよっ!
というわけではないですが、まぁ、やっていきましょう。(笑)
今日レビューする絵本は【だれのほね?】です。
作者は、切り絵作家でもある、たけうちちひろさん。
初版は、2020年7月です。
《ストーリーについて》
この骨、だれの骨かわかるかな?
たくさんの動物達の骨になった姿から、『だれのほね?』と問いかけられます。
ヘビや、ライオン、コアラやぞうなど、骨になった様子がどんどん紹介されてます。
ワクワククイズ感覚で楽しめる一冊です。
《10コの好きなところ》
①骨と体の違いが絵本を通して学べる。結構リアルに表現されている。
②切り絵ならではのモノクロテイストがオシャレすぎる。(骨のページだけモノクロ)
③それが、レントゲン写真を彷彿させるし、そこも醍醐味で楽しい。
④その一方で、体のページはその動物に合った背景色に設定されている。ヒントにもなる。
⑤文のフォントにもこだわりがみえて、絵との相性がよくみえる。
⑥全ページ、切り絵で表現されているので、紙の質感や影など、細かいディティールが伝わる。
⑦その動物その動物に関係する、モノが切り絵で表現されていて、それがちょっとしたヒントになっているところ。(ヘビだったらたまごの切り絵とか)
⑧鹿やサイのツノは、違う色の切り絵で表現されているところ。(少しきなりのはいった白で表現)
⑨横長サイズで少し大きめなので、骨の迫力が伝わる。図鑑をみているような感覚にもなる。
⑩ 最後は、たくさんの動物の骨でハッピーエンド。
《読み聞かせをしてみて》
1ページ1ページ
『だれのほね?』と聞くと1ページ1ページ
『だれのほね?』と聞くと
『いぬ!!!!!!』
『わんちゃん!!!』
って、一生懸命声を張り上げて答えを言ってくれます(笑)(しかも、ライオンだしっ!!!)
これは多分、何回も読み聞かせしてあげるとページをめくるスピードもせかされるんでしょうね。(笑)
(わたしは、じっくりみたいのに)
ほんと最近毎日、クイズ形式のような絵本を読み聞かせしていますね。
《おしまいの言葉》
人間も動物なので、実際にこういう骨が体の中にあるんだよと娘たちに、教えてあげました。
がしかし、実際には剥き出しになっていないので実感はむつかしいのかもしれませんね。
わたし自身も、骨についてあまり実感がわいてないですもんね(笑)
なんか、みえないものって好奇心が湧いてきます。
人の心も一緒のことなのかなぁ。
☆彡
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