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《絵本レビュー》あかるいところ

こんばんわ!

今日は長女初めての授業参観でした。
いやぁ、立派でしたね。
わたしが、小学1年生の時には恥ずかしくて手をあげれない子供でしたよ。

すでに、超されましたかっ.....。
悔しいのは、なぜだ(笑)

さぁ、今宵もいってみましょう!
レビューする絵本は【あかるいところ】です。

作者は、松村真依子さん。
初版は2016年6月です!


《ストーリーについて》

『あんしん あんしん 大丈夫』
先のことなんて考えなくていいよ。

ふと見上げると空があって、
気持ちの良い日には木漏れ日のお布団。

移ろいゆく季節を感じながら、共通点を探したり、普遍的な事を感じ安心したり。

子供の安心を願ったり、希望を守ったり...

やわらかな色彩に光を集めた絵。
静かにあたたかく、私たちにそっと語りかけてくれる一冊です。


《10コの好きなところ》

①私家版絵本ということで、またまた表紙や中の用紙が徹底的にこだわっている。

②表紙を合わせて、3枚トレーシングペーパーが効果的に使用されていて、幻想的に感じる。

③絵本なんだけど、詩画集のようでもあり、心地よく言葉が体に入ってくる。

④お母さんから、子どもに向けられた言葉が母性で満ち溢れている。母性は、愛でしかないと思う。

⑤母子共に、五感や移ろいゆく季節を共有しているところも素敵すぎる。

⑥そして、比喩や擬音語がたくさん使われているので想像力が、かき立てられる。

⑦成長や、自尊心を尊重しながら温かく見守っているところが、文面から伝わる。

⑧すごく、繊細で柔らかいタッチの絵にのせて哲学できる文が絶妙にマッチしている。

⑨一枚一枚の絵のクオリティがすごい。時間もかかっていると思う。その絵に癒される。

⑩最後は、きっと明るいところにたどり着くという希望を込めて、ハッピーエンド。


《読み聞かせをしてみて》

娘たち(7.4)は、
『ママ〜、ここのモリにいきたいっ!』
『いっしょに、おひるねすればいいじゃん。きもちいいよ?』
『おさかなも、とりもみたいねぇ』
って言ってました。

わたしはですね、陽だまりの中で寝ているようなそんな、気持ちの良い感覚になりながら、読み聞かせをしてました。


《おしまいの言葉》

娘たちに当てはめて、読んで考えてました。

彼女たちの人生に、安心や希望を与えてあげたいな。
理不尽なことがあっても、純粋な気持ちは握りしめていてほしいな。

愛の力で、自立してほしいなぁとかですね。

例えば桜でいうと、満開の美しさと散りゆく美しさ、このどちらの考えも持ってほしいなぁとかですね。
(あぁ、ジャンジャンでてくる(笑))

今日も、みなさまがゆっくり休めますように。

☆彡

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