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《絵本レビュー》おもちぽん ふるさとのうみ

こんばんわ!

今日は、親子遠足でした。
コロナちゃんの影響で近くの公園で行われました(^^)(わたし的にはありがたや)

10,000歩も、歩いてまして、グッタリしているところです。

んさっ、今宵もやっていきましょう。

レビューする絵本は、【おもちぽん ふるさとのうみ】です。

作者は、やしろまりこさん。
初版は、2020年11月です。


《ストーリーについて》

森の奥の小さなほこら、そこにいたのは昆布に巻かれた、おもちぽん。

海を知らない、おもちぽんは、昆布くんが生まれた海の場所を目指します。

〝みょみょ〜ん!〟
滝に落ちて昆布は飛んでいきました。

おもちぽんの運命やいかに!?
そして、昆布くんと再び出会い、海にたどり着くことはできるのでしょうか?

おもちぽんの痛快あったかアドベンチャーな物語です。


《10コの好きなところ》


①絵本の表紙が、和紙っぽい手触りで話の結末がわかるような絵になっているところがすてき。

②本のサイズは、高さがあるシーンに合わせ縦長で少し小さめ。

③題字が、おもちのモチモチ感が伝わるようなオリジナルフォントで可愛い。

④絵のタッチも、貼り絵で250種類の和紙が使われていて素敵(特別付録に詳細アリ)

⑤文は、詩的でおもちぽんがいろいろ変化していくところが奇想天外で面白い。

⑥話し言葉の部分は書体が変わっているところが読みやすい。

⑦食べられそうになったおもちぽんが、身代わりを作り逃げるところの一連の流れが面白い。

⑧花咲爺さんのように、桜餅がフカフカと実るところが素敵。

⑨海を見つけたと思ったら、昆布くんを探すことを忘れて海の中で遊ぶ、おもちぽんの無邪気さがかわいい。

⑩最後は、おもちぽんが自分の故郷をみつけて、ハッピーエンド。


《読み聞かせをしてみて》

娘たち(7.5)は、

『おもちぽんさ、なんでも、へんしんできるんだね!』
『さくらんぼのタネが、おもちぽんのおしりからでてるーーー(笑)』
『おせんべいふじん、こわわわわ〜!!』

って、言ってました。(笑)

わたしはですね、今回もハラハラドキドキおもちぽんを応援しながら読み聞かせしました。


《おしまいの言葉》

昆布くんが生まれた場所は海。
おもちぽんが生まれた場所は稲穂。

生まれた場所っていうのは、落ち着きますよね。

きっと、生まれる前から決めてきたのかもしれませんね。潜在的に人間はそれらを知っているのかもしれませんし。

大人になってからの方が、生まれた場所の価値がよりわかるのかもしれませんね。

☆彡






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