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《絵本レビュー》うんこ!
こんにちはっ!
昨日の夜からずっと、強風豪雨で体が重だるなコボシです。
皆さまの体調はいかがでしょうか??
飼っているハムスターのアメちゃんも、ずっと寝てます(そりゃそーじゃ、夜行性だからなっ)
はい、1人ノリツッコミが決まったところで、今日は子どもが好きな言葉にランクインしているタイトルの絵本レビューをしたいと思いますおもい。
それがコチラ!ずばり、【うんこ!】です。
作は、コピーライターでもあるサトシンさん。
絵は、インテリアとテキスタイルデザインもされている西村敏雄さんです。
初版は2010年1月。
前に、サトシンさんが書かれた[わたしはあかねこ]のレビューもしているのでよかったら合わせて読まれてくださいませ。
《ストーリーについて》
主人公は、タイトル通りうんこです。(笑)
犬の肛門から出てきました。
通りすがりの動物たちからことごとく臭いとなじられ、うんこは悔しがります。
そこでうんこは考えて、仲間を歩いて探しに行く決意をしました。
ぺたぺたと歩いていたら、お百姓さんと運命の出会いを果たします。
はたして、うんこは仲間をみつけることができるのかっ!!
《10コの好きなところ》
①正直に言います!わたしも、子供と一緒でうんこがスキ。(笑)すなわちタイトルが最高。
②画法が、お話とマッチしている。下地に黒をしいているのかなぁ。
③文のリズムもいい、通りかかる→くんくん→くっさーい!→くっそー!の流れ。
④中盤にさしかかると、うんこに手足が出現する。
⑤うんこが、ぺたぺた歩いた足跡がうんこ色というところ。
⑥各ページの道や畑がうんこのトーンで揃えられているところ。
⑦ 動物たちが、くっさーい!という表情が本当に臭そうな顔をしている。これを描く画力が圧倒的。
⑧しかも、遠近法で描かれているページも多いのでダイナミックに伝わる。
⑨一見面白いだけと思うかもしれないが、きちんと学べる。
⑩最後は、歌ってハッピーエンド。
《読み聞かせをしてみて》
うちの娘たちは、ウサギが臭がって鼻をおさえているページでケラケラ笑ってました。
同じように、『くっさーい!』と連呼し鼻をおさえてしばらく無限ループで楽しんでましたね。
最後は、なぜうんこが役に立つのかを長女(6)が疑問に思ったらしく私に聞いてきました。
なぜなぜ期がまだ続いているようです。
《おしまいの言葉》
こどもが、大好きな言葉『うんこ』を面白く、そして尊重して、可愛く書かれています。
自然物に、ムダはないコトを教えてくれる一冊です。
生きとし生けるもの全てに幸あれっ!
☆彡
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