《絵本レビュー》OLIVIA クリスマスのおてつだい
みなさま、こんばんわ!
今日は、久しぶりに晴れたので洗濯物を外に干すことができました。
雨が続いたあとの、晴れのありがたみが身に染みます。
さぁ、多少睡眠負債を抱えておりますが(笑)
今日も行ってみましょう!
ちょっと、季節違いにはなってきますが【OLIVIA クリスマスのおてつだい】のレビューをします。
作は、イアン・ファルコナーさん。
訳は、谷川俊太郎さん。
初版は、2008年11月です。
シリーズ化されていて、前回、絵本レビューした【OLIVIA】と一緒に合わせて読んでいただければうれしいです。
《ストーリーについて》
オリビアは、おしゃまな子豚の女の子。
今回は、オリビア一家のクリスマスのお話です。
クリスマス前日。
ツリーを飾りディナーを作り、クリスマス・キャロルを歌い家族皆ワクワクそわそわしています。
オリビアは、絶対眠れそうになかったのに、いつの間にか朝になってました。
さぁさぁ、サンタさんは来てくれたのでしょうか?
オリビアの好奇心や、家族のあたたかさが伝わるアットホームな物語です。
《10コの好きなところ》
①まず、個人的にダイスキなクリスマスの話だと言うこと。そこにつきる(笑)
②今作は、家族が(弟がもう1人)増えているところも嬉しい。嬉しい成長もみれるよ。
③表紙がマットのPP加工が施されており、クリスマスなので赤とゴールドとグリーンでレイアウトされているところが素敵。
④オリビアと弟たちが、いろいろと好奇心や行動力がありすぎて、親がてんやわんやしているところに共感できる(笑)
⑤オリビアを含む各キャラクターは、モノクロで描かれていて、アイテムの方に色がついているところが斬新。
⑥おかあさんらしさ、おとうさんらしさがたくさん詰まっている。
⑦観音開きのしかけページがあり、すごく面白い展開になっているところ。
⑧クリスマスイブの時間の流れを、窓の外の風景を通して可視化させている。また、窓をのぞいているオリビアたちがカワイイ。
⑨今作も、コラージュして描かれているページがバッチリある。
⑩ 最後は、ぐっすり眠ってハッピーエンド。
《読み聞かせをしてみて》
オリビアが、サンタさんのために暖炉の前にクッキーとミルクを置いてたんですが、飼ってる愛犬が食べたんですよね(笑)
それをオリビアは知らずに、クリスマスの朝『ちゃんと、たべてくれたわ』と勘違いするわけです。その横で、愛犬はゲップ(笑)
わたしも、娘たちもココが1番ヒットしましたね。
なんて、ウィットに富んでいるんだと。
《おしまいの言葉》
わたし、ほんとオリビアがダイスキナンデス。
言うならば、ジブリのトトロのめいちゃんみたいです(笑)
みてて、気持ちいいんですよ!
わたしの小さい頃の記憶は、静かで周りを観察していたんで。なんか、オリビアみたいな女の子に憧れるんですよね。
ないものねだりもたまには良しでしょフフフ♪
☆彡
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