《絵本レビュー》あかたろうの1☆2☆3の3☆4☆5
こんばんわ!毎日の更新時間が迷子のコボシです。
毎日同じ時間に投稿出来る方、コツを教えてください。
さぁ、夕焼けと共に絵本紹介をば。
今日の絵本はコチラ《あかたろうの1☆2☆3の3☆4☆5》3、4才向けです。
これは、長女が2才の時に鬼にハマっていたので購入しました(どんな子(笑))
作者は、ご存知の方も多いはずきたやまようこさんです。翻訳家でもあるみたいですね(^^)
初版は1977年3月なのでロングセラー絵本です。
《ストーリーについて》
主人公は、赤鬼のあかたろうくん。ある日、外から帰ってくると、どこにもお母さんがいません。
そこで、おばあちゃんに電話してお母さんがどこにいるのか聞きます。
はたして、お母さんはいづこへ....。
《10コの好きなところ》
①本のサイズが小さめなので、子どもも持ちやすい。
②お母さんが大好きな思いが伝わる。
③あかたろうくんの電話をかけている時の仕草がかわいい(マニアック)
④お母さんのノリがいいので、赤太郎くんとの話のラリーのテンポがいい。
⑤優しさが循環したお話。
⑥パステル調の優しいタッチで描かれているので鬼が主人公とはいえど怖くない。
⑦鬼さんたちの洋服がおしゃれ。
⑧クイズを解くような内容なので、子どもたちも参加しやすい。
⑨数字がたくさんでてくるので、子どもの勉強になる。
⑩あかたろうくんの性格が4、5才の子どもに似ているので共感できる。
《読み聞かせをしてみて》
結構、この絵本は何回も読み聞かせをしているので耳コピしています。ですので、わたしが読んでいるとかぶせて話したり追い抜かされたりもします(笑)
序盤で、あかたろうくんがお母さんを探しながら、
『おかあさーん』と何回も言うんですけど、
そこの言い方をいかに泣きそうに言うか選手権みたいなことが始まったりします。
あとは、3人の鬼のおにいさんのモノマネとかですね。
別に、正解とかはないんですが、3人もおにいさんがでてくるのでどうせなら声色を変えたいですよね。
《おしまいの言葉》
最近気づいたことがあって、子どもって共感できる絵本が好きなんだなぁって思いました。当たり前のようですが、主人公って子どもが多くないですか?
ささいな日常からアドベンチャーやファンタジーと、こどもの想像力って無限大ですよね(^^)いまさら気づきました。
そんなこんなで、絶対えびが食べたくなる物語です。
なぜ、えびが食べたくなるかって?
それは、あかたろうくんに聞いてみてくださいっ。
☆彡
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