《絵本レビュー》まっくらやみのまっくろ
こんばんわ(^^)
はい、9月に入りましたね。
明日は、九州は台風9号が接近ということで、娘たちのお迎えも早くなりそうです。(げそっ)
お近くにお住まいの皆さまも、気をつけてくださいね!
さてさて、今日もやっていきましょうかね。
レビューする絵本は【まっくらやみのまっくろ】です。
作者は、画家でもあるミロコマチコさん。
初版は、2017年8月です。
《ストーリーについて》
まっくろは、なによりもまっくろで一体自分がなんだかわからなかった。
体の真ん中があつかったり、てっぺんからツノがはえたり、体じゅうがぶつぶつになったり....。
まっくろは、
サイ?
ホロホロチョウ?
カメ?...。
どんどん進化をとげて!?
躍動感あふれる、まっくろの命と成長の物語です。
《10コの好きなところ》
①ミロコマチコさんが描く〝まっくろ〟に生命の息吹を感じた。
②それはまるで、動物のような、はたまた呼吸をするような躍動感がある。
③最初は、〝まっくろ〟の黒い心の話かなと思いきや、まさかの植物の話だっというところにやられる。
④本のサイズも結構大きめなので、まっくろの生命力が絵と共により伝わる。しかも、帯が銀刷りで、そういうこだわりとかキュンでしかない。
⑤土の中をあらわした、黒の世界観からはじまるところが結構鳥肌モノ。
マットな紙質も素敵。
⑥擬音語がたくさん使われているので動く様子を想像しやすくなる。
⑦文のレイアウトも絶妙で、文字色もモノトーンで統一されているところが素敵。
⑧後半に連れて、カラフルな世界観になってくるところも素敵。
⑨種ができるページは、母性を〝まっくろ〟から感じた。
⑩最後は、まっくろたちがなにになるかでハッピーエンド。
《読み聞かせをしてみて》
娘たち(4.7)は、
『まっくろちゃんって、サイ?』
『えっ?キリンちゃん?』
『まっくろちゃん、つちのうえにでてきたねぇ〜』
って、考察してましたね(笑)
〝まっくろ〟の、花がひらくページなんて、圧倒的な画力と色彩鮮やかな印刷技術に脱帽しながら読み聞かせをしました。
《おしまいの言葉》
個人的に、多肉植物を育てているんですが、この〝まっくろ〟とすごくリンクしましたね。
で今ちょうど、種から育てているんですが、先日発芽して、ちっちゃい赤ちゃんがたくさん顔を出してまして。くふふ。
本当カワイイんですよね。^_^
そういう種の心情なんて考えたことなかったので、新鮮な気持ちで読み聞かせすることができました。
そうして、ミロコマチコさんのパワーがすごく入っているので何だか元気をいただいた気分でございますっ。
生きとし生けるもの、今日も生きてますねっ!
ウォーーーーっ!!
☆彡
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