《絵本レビュー》ごみじゃない!
こんばんわ(^^)
いよいよ明日で、8月も終わりますね。
今年の夏休みは、コロナちゃんの影響でどこにもいけませんでした。
来年は、怯えることなくレジャーを楽しみたいですよねぇ(^^)
さぁ、今日もやってまいりましょう!
レビューする絵本は、第11回MOE絵本屋さん大賞2018入賞している【ごみじゃない!】です。
作者は、画家、イラストレーターでもあるminchiさん。
初版は、2018年8月です。
《ストーリーについて》
ゴミみたいだけど、ゴミじゃない。
たからものコンテストを開催します。
ちいさな女の子が、集めた宝物が85個!
例えば、
消しゴムの消しカス
魚の形の醤油差し
裏側がピンクのレシート
おばあちゃんがはかなくなったずぼん
たくさんの、蒲鉾板
などなど....
集めた宝物を使って、遊びに活用します。
さぁ、コンテストの第一位は!?
思わず大人も感心しちゃうかもしれない、楽しむためのアイデアが詰まっている一冊です。
《10コの好きなところ》
①まずは、85個も宝物とその活用法を丁寧な絵と文で紹介しているところ。
②4〜5歳向けってことで、結構ページ数(ボリューム)があって、満足する。
③主人公の女の子が数字の1から85まで体を使って表現しているところがおもしろい。
④全ページ、淡い暖色のパステルトーンが付加価値をつけているところ。
⑤イラストのカット数でいったら結構な数になるところ。
⑥読者に見やすいように宝物の一覧化しているようなレイアウトになっているとろ。
⑦きのことかサメとか、サブキャラも出てくるところが可愛い。
⑧メロンのネットをニット帽にする発想が自分と重なって面白かった。
⑨主人公が女の子だから、女の子らしいモノが宝物になっているところ。(リボンとか)
⑩最後は、全部合体してハッピーエンド。
《読み聞かせをしてみて》
長女(7)がとにかく
『うわぁーーーーー』
『これしたいね!』
『これもしたいねぇ!』
って、声高々にわたしに伝えてきました。
それが、毛糸の切れ端とお菓子の空き箱を使ってのポシェットです。
とっても、女の子らしいチョイスですよね。
出てくるモノもたくさんだし、ポップでカラフルで私も読んでいて楽しかったです。
《おしまいの言葉》
小さい頃よく、大人だったら捨てるようなガラクタを集めてたなぁって思い出しましたね。
子どもにとってみれば、とんでもない宝物なんですもんね。
わたしだったら、ストローとか紐とか、あとなんだろ小さな貝殻かなぁ。
それらを段ボール箱の中に入ってコソコソ制作してましたね。
だとすれば、大人ができることはただ一つ!
みまもること(笑)
☆彡
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