《絵本レビュー》なみ
こんばんわ!
今日も、寒いと言わせてください。
本当に朝起きるコトができません。(笑)
一回、いや...数回に分けて起き上がりますから。ストップモーションできます(笑)
もう、人間も動物なんだから冬眠制度を設けてほしですよ。
んさっ、今宵もやっていきましょう!
レビューする絵本は【なみ】です。
作者は、スージー・リーさん。
初版は、2009年7月です。
《ストーリーについて》
小さな女の子が海へやってきました。
後ろには、カモメたちが女の子を見守ってます。
女の子が、
波に追いかけられたり
ぼーっとみたり
はたまた、逆に追いかけたり
一緒に遊んでみたり
波と夢中で、戯れます。
女の子と波の(カモメたちも含)、ひと時を切り取った、さわやかな永遠の物語です。
《10コの好きなところ》
①絵本の表紙とカバーの絵が違うところが嬉しいし、題字がニス加工されていて豪華。
②見返しも、波が去った後の砂浜をイメージしているような絵で物語の始まりを予感させる。
③題字の文字は、波の動きや形を想像させるようなオリジナルフォントでオシャレ。
④絵も、モノクロと水色だけで、波の方に色がついているので動きがより引き立ってみえる。
⑤文は一切書いてなく、絵だけで表現しているところ。波のクオリティが凄い。
⑥ 冒頭から、女の子が海の方へ走ってきているところをみると、海好きということがわかる。
⑦そして、後ろでお母さんが見守っているところも母性愛を感じる。だから、女の子も走れるのだろう。
⑧女の子が、波と戯れているときに、カモメたちも後ろの方で観察しているところも面白い。
⑨本のサイズも、横長なので波の動きがより伝わる。
⑩最後は、波がひいた後、貝を見つけて拾い集めながらのハッピーエンド。
《読み聞かせをしてみて》
娘たち(7才・5才)は、
『このまえさ、かいがらひろいしたよねー?』
『このさー、おんなのこさー、あんまりうみのほうにいっちゃ、あぶないよー』
『カモメちゃんはさ、うらやましいとさ!』
って、言ってました。(笑)
わたしはですね、こんな女の子のように夢中になって自然と戯れたいなぁなんて思いながら、読み聞かせしました。
《おしまいの言葉》
青い空に、青い海って最高ですよね。
まさに、そんなさわやかな風も吹いてそうな物語だったんですよね。
わたしはですね、貝殻より波よりヤドカリの観察をしてたことを思い出しました。
(なんて、根暗(笑))
こう、宿を変えるときのヤドカリって、まず変える宿の寸法をハサミで測るんですよね(笑)
そこから、よさそうだったらヒョイっと宿を変えるわけです。面白いですよね。
皆さんにも、夏の海の個性的な思い出があるコトでしょう。
個性的な、個性的な...。
わたしだけじゃないことを祈って(笑)
☆彡
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