《絵本レビュー》チェリーひめのかくれんぼ
こんにちはっ!昨日寝るのが遅くなって、お昼寝をしてた寝坊助コボシです。(睡眠欲には勝てません)
さぁ、充電して頭がスッキリしたところで絵本レビューしていきましょう。
今日はコチラ《チェリーひめのかくれんぼ》ですっ。
作者は、かとうようこさんです。
初版は2015年8月ですね。
この絵本は、プリンセスに憧れている長女が独断と偏見で選びました。
《ストーリーについて》
主人公は、さくらんぼ王国のお姫様チェリーひめです。『いい子でお昼寝していてね』王様とお妃様がいつものようにお仕事に出かけます。
2人が出かけたあと、お世話係のビスケッツが気づきます。チェリーひめは、こっそりお城を抜け出したのです。
さぁ、ビスケッツは業務を全うすることができるのか?そして、チェリーひめはなぜお城を抜け出したのか.....。
《10コの好きなところ》
①表紙が、フルーツに囲まれていてthe女子感がでているところ。
②チェリーひめが隠れてビスケッツがみつけてまた逃げて、のループ感が楽しい。
③健気なビスケッツを応援したくなる。
④チェリーひめのかくれんぼ力が凄いので子供たちが集中して探している。(後半はさらに凄い)
⑤各ページ一体に広がった女子が好きそうな食べ物が、カラフルで美味しそうに見える。
⑥文が、『〜かしら』『〜ですって』みたいな感じで、チェリー姫のイメージと連動している。
⑦途中で、チェリー姫が川に落ちるんですけどその川も『ソーダの川』という徹底っぷり。
⑧チェリー姫の、好奇心旺盛なところやお茶目なところが愛せる。
⑨ある意味、満腹中枢が刺激されそう。
⑩最後のページで、ビスケッツにお疲れ様と言いたくなる。
《読み聞かせをしてみて》
毎度おなじみの娘たちの反応なんですが、各ページの食べ物の中でどれが好きかを面々に言っていくコトと、百人一首対戦の如くチェリー姫を探してますね。(笑)
バスケでガードするかのように、指さしをさせまいと両手を広げております。(ほんと、読み聞かせしてて面白いです)
ソーダの川のページのところなんて、手ですくい上げるような動きをしながら飲むフリをしてましたからっ。
あとは、お世話係ビスケッツの『ひめ!ひめ!おまちください!!』をトホホ感たっぷりで読み上げると娘たちが大いに喜びます。
わたしも読んでて楽しいですし、個人的には、鉄火巻きの中に隠れていたチェリー姫にプロ根性を感じました。
《おしまいの言葉》
このチェリー姫のお世話係はビスケッツたちしかいないというくらい信頼関係ができているんだなぁって思いました。
まぁ、これって業務でもあるんでしょうけど愛がキチンと入ってます。愛があるから、楽しく読めたんじゃないかなぁって思いました。
チェリー姫とビスケッツの、この日の歩数を知りたくなったのは、わたくしだけでしょうか?ふふふ♪
それでは、ごきげんよう。
☆彡
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