《絵本レビュー》そらまめくんのベッド
こんばんわっ!
今日は、電話やメールやらで、てんやわんやでこんな時間にっ。
タイムマネジメントは、できたと思った時にやってくる試練です(笑)キェー。
はい、遅いけどやっていきましょう(^^)
今日はというか今宵は、こんなベッドがあったらいいなと思うような絵本【そらまめくんのベッド】でございます。
作者は過去にデザイナーをされてた、なかやみわさん。
初版は、1997年5月です。
《ストーリーについて》
主人公のそらまめくんの宝物は、ふわふわでワタのように柔らかいベッド。
ある朝、仲間のえだまめくんやグリンピースの兄弟、さやえんどうさんが順に、そらまめくんのベッドに寝てみたいと言ってきます。
でも、そらまめくんは自分のベッドを誰にも使わせようとはしません。
そんなある日、ベッドがなくなりました!
一体、どこへ行ったのでしょう?
誰が使っているのでしょう?
大好きなベッドと仲間との、成長物語です。
《10コの好きなところ》
①そらまめくんのベッドでわたし自身が寝てみたいと思うような絵。
②そらまめくんが、ベッドを宝物にするあまり、誰にも使わせまいとする性格がかわいい。
③ちょっとでも、寝かせてあげればいいのにとついつい思ってしまう(笑)ところ。
④ベッドがなくなっているページに、ベッドが置いてあったであろう草の形がついているところ。
⑤なんだかんだ言いながら、豆の仲間達が優しい。(ここがおそらく話のポイント)
⑥鳥とそらまめくんのサイズを対比させているページにワクワクする。
⑦仮住まいを作る、そらまめくんのアイデアが素晴らしい。
⑧構図がそらまめちゃん目線なので読者も小さくなったような視点で読める。
⑨そらまめくんの成長が垣間見れる物語。
⑩最後は、みんなで踊って眠ってハッピーエンド!
《読み聞かせをしてみて》
とにかく、そらまめくんのベッドが気持ちよさそうだねぇーって娘たちと言ってました。
最初は次女(4)が、そらまめくんのことを
『ケチケチケチケチ』と言ってましたが、
最後は『やさしいやん』に変わっておりました(笑)
個人的には、歌って踊っている時のみんなが持っている自然のアイテムがキュンキュンしましたね。
こういう細かいところまで考えられているところがステキですよね。
《おしまいの言葉》
そらまめくんって、この一冊で考え方が変わり成長するんです。
なかなかこの歳になって、価値観を変えたり性格を変えたりすることって難しいですよね。
まぁ、痛い思いしないと変わんないのかもしれませんね(笑)(痛い思いはしたくないわ)
そっと。見習おう...。
☆彡
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