《絵本レビュー》マンボウひまな日
こんばんわ!
わたしのスケジュールは、Googleカレンダーで管理しているのですが、本当に9月は大変です(笑)
そして、季節の変わり目に、風邪も引きました。いや多分、夫のをもらいましたね(イラ)
うがい手洗いしているのに....。意味...。
さぁ、気を取り直してまいりましょうかね。
本日レビューする絵本は【マンボウひまな日】です。
作者は、木版画作家でもある、たねがみたえさん。
初版は、2017年11月です。
《ストーリーについて》
ある日のことです。
びんぼうひまなしのマンボウはとてもひまでした。
そこでマンボウはひまつぶしにマンボウ流ことばあそびを考えたのです。
木版画がとっても味があり、カラフルで言葉遊びが効いてる一冊です!
《10コの好きなところ》
①カラフルな発色が美しい木版画が個性的。パラパラみているだけで元気が出る色彩。
②1ページ目から、思いっきり言葉遊びを楽しんでいる絵と文がステキ。
③いやいやいや、タイトルページから、言葉遊びしていた(笑)“マンボウひまな日→びんぼうひまなし”
④もはや、ダジャレなのかネタなのか、作者が読者を笑顔にさせようとする、優しい気持ちが伝わる。
⑤登場してくる、ヒトや動物や昆虫の表情が面白すぎる(笑)シュールで生き生きしていて圧倒的。
⑥もはや、もはや、現代アートにさえみえる!
⑦名言の文も、木版画という徹底こだわり。
こういうところにグッとくる。動物の靴や座布団のディテールなど、仕事が細かい。
⑧躍動感たっぷりに描かれている絵の数々。その瞬間の動きが本当に伝わるか、飛び出して動いているかのような感覚。
⑨なんか、最後の2ページは面白いではなく感動するような絵で、ジッと見入る。
⑩最後は、月にどっぽん、ハッピーエンド。
《読み聞かせをしてみて》
娘たち(7.4)は、
『ママ〜ネコがふまれたよー!』
『おサルがけしょうしてる!?』
『リスさんがあぶなーい』
なんていいながらケラケラ笑っておりました(笑)
多分、伝わっているんでしょうね♡この面白さを。
わたしは、よくぞここまで、言葉遊びと躍動感のある絵を描かれたなぁって感動しながら読み聞かせしてました。
《おしまいの言葉》
もう、本当に楽しかったですね。
全力で、笑いました(笑)
確かな、クオリティーの中にスゴイ言葉遊びのセンス。
さぞかし時間も愛もかけてつくられた一冊でしょう。なんか、型を知るじゃないですけど、安心の元に楽しめます。
あっ、遊園地みたいなかんじですかね。(笑)
この絵本も、作者のたけがみさんが愛の点検をしてますから、安心して読みました(^^)
☆彡