ギリシャ④美食の国
この記事を読んでくださる方々にとって全く興味の無い事だろうが、私は毎朝必ず体重を測っている。
ダイエットという訳ではないが、それが習慣になっている。
ギリシャを旅した10日間。
旅を終えて自宅に戻った翌日、なんと3キロも体重が増えていた。
ギリシャ料理はとても美味しく、また夜遅くまでレストランが賑わっているので、つい長居をして、食べ過ぎ、飲み過ぎてしまう。
しかしこれも、旅の楽しみの一つだろう。
野菜料理
ギリシャサラダ
フェタチーズが乗っているギリシャサラダは、どこのお店でもメニューにあった。
フェタチーズは、ギリシャのフレッシュチーズ。
日頃よく食べているのだが、やはり本場は一段と美味しい。
そしてオリーブは、サラダに入っているものだけでなく、単体で食べてもどれもとても美味しかった。
焼き野菜
新鮮な野菜は焼かれることで甘味が増して、とても美味しい。
こちらの野菜は、バルサミコとの相性が抜群だった。
ゲミスタ
野菜にお米を詰めて焼いたもの。
お米が野菜の旨みを吸い込んで、とても美味しい。
ズーキーニのケフテデス
ケフテデスはミートボールを指すようだが、野菜でもこのような丸い状態のものをケフテデスと呼ぶようだ。
白豆の煮込み
トマトソースと白豆の甘味が調和していて、素朴でまろやかな味わいだった。
葡萄の葉でお米を包んだドルマダキャを何度か食べたはずなのに、残念ながら一枚も写真がなかった。
お肉料理
ケフテダキャ
ギリシャ風ミートボール
こちらもミートボールだが、柔らかく煮込んであった。
コキニスト
こちらは、ギリシャ風ビーフシチュー。
ナイフが要らないほど柔らかく煮込まれたシチューは、ハーブが効いていて、今まで食べたどのビーフシチューよりも美味しかった。
ムサカ
ムサカは、ギリシャに到着して1番最初に食べた。
茄子とじゃがいもを、挽肉ソースとベシャメルソースで焼いたもの。
ドイツで食べる時は、トマトやギロスが入っている事が多いけれど、本場はシンプルに茄子とじゃがいもなのだろうか。
次回は、他のお店でも試してみたい。
串焼き
まるで日本の焼き鳥のよう。
ビフテキ
日本のビフテキ(ビーフステーキ)ではなく、ハンバーグのパテのようだった。
お肉料理の盛り合わせを何度か注文したのだが、その量に驚愕。
ギロス(豚、鶏)、串焼き各種。
軽食のギロスも、街歩きをしながら食べるのに手頃で美味しい。
ギロスは、ケバブと同様にこんな風に回転されながら焼かれる
魚介類
ドイツでは、なかなか新鮮な魚介類に出会えないので、とても嬉しい。
飲みもの
食事のお供は、ギリシャビールとギリシャワイン。
夕陽を見ながらの白ワインは格別。
ギリシャの有名なウゾは、食事の後にお店からのサービスで頂いたのだが、写真を撮り忘れてしまった。
フラッペという、ギリシャの冷たいコーヒーがあり、街中で飲んでいる人をたくさん見かけたので試してみた。
暑い中、冷たいコーヒーは更に美味しく感じられる。
デザート
ギリシャヨーグルトには、たくさんのクルミとギリシャ蜂蜜がたっぷり。
ギリシャ料理は、ドイツでもよく食べに行くのだが、やはり本場は輪をかけて美味しい。
番外編 市場を覗く
ギリシャは、海の幸、山の幸、そしてお肉料理からデザートまで、私の好きなものばかり。
3キロ太った原因は、これらの写真のものが、全て私の胃袋に収まった結果なのだ。
それでも、この国に来てダイエットは考えたくない。
もしまたギリシャを訪れるとしたら、たとえ3キロ体重が増えるとしても、私はまた同じように、同じようなものを食べて、飲むだろう。
美しい風景と、美味しい料理。
これが、旅の楽しみだから!