HSC気味な子との接し方
子どもが敏感すぎてツライとき、HSCについて知っていると、親が少し落ち着けるかもしれません。
HSCっぽいねと周りに言われる我が子の場合についてまとめてみました。 ※あくまで個人の体験談です。
※2022年に小学校入学後までの特徴と接し方実例をまとめ直してみました
HSCとは?
Highly Sensitive Childの略、アーロン博士が発表した概念で、生まれつきとても敏感な感覚や感受性を持った子どものことです。よく、育てにくいと悩んでたらHSCだったということがあるようです。
最近は、有名人の告白などにより大人版のHSPかなり注目を浴びるようになってきています。
うちの子の敏感さ
5歳の上の子は、親業の先生や保育園の先生から、とても繊細だねと言われ、主にこちらが大変だと感じるのは次のようなことです。
▶︎言葉に敏感
友達・先生・親との会話の中で、割と些細なことでもすぐ傷つき「怒られた…」と凹んでいます。
▶︎察する・些細なことに気づくのが得意
いわゆる空気を読むことや、小さな変化にも小さい頃からよく気づいてました。
▶︎痛みに敏感
日々の生活の中での痛みにすぐ気づき、実際の痛さより気持ちの方が影響されます。
▶︎完璧主義
自分の思う通りに完璧にやらないと癇癪を起こします。
HSCの濃度
主だったものを挙げましたが、おそらくもっと繊細な子も沢山いると思います。厳密な検査があるわけでもないので、もしかしたらHSCではないかもしれません。
ただ、日頃の生活の中で繊細なことが多くて参ってしまっていた時、HSCという言葉を知れて、「そういう性質を持った子なのかも」「ひといちばい繊細な子だと認識すれば接し方も考えられる」と前向きになれました。
障害もそうであるように、HSCもその濃度が濃いか薄いかという問題なのかもしれません。
気をつけてる接し方
▶︎プラスの面に着目
HSCを教えてくれた先生からは、「HSCの子は人よりメモリが細かい定規を使ってるようなもの。人よりも繊細で傷つきやすい分、小さなことでも人より沢山喜びをたくさん感じられる」と言われました。
他人から見たら、そんなに気にすることかなあ?と思うことでも、その逆のこんなことでも嬉しいんだ?を積み重ねると、プラスの面も見えてくるように思います。
▶︎「私の」気持ちを伝える
察することが得意なので、微妙な顔の変化でも「あ、お母さん怒ってるかも…」と思うようですが、実際は「疲れた、、、」とか「体調悪いな、、、」でしかめっ面をしてしまっている時もあります。
そのため、子どもが感じた相手の感情が違うこともあるよ、ということを伝えるために、「お母さん今疲れてるだけだよ!怒ってないよ」と話すようにしています。
▶︎安心させてあげる
HSCの子は不安が強いということで、毎日プラスな言葉・愛情のシャワーを沢山かけるようにしています。
また、マイナスな気持ちを伝えてきたときは、ひたすら「能動的な聞き方」で傾聴することで、徐々に気持ちの整理がついてくるようです。
▶︎頭ごなしに怒らない
一番まずいのは、こちらからイライラして一方的に怒ることで、これをやるととても深く傷つくし、「怒られた」ことで頭がいっぱいになって肝心の内容が頭に入らないようです。
私は親業という、親子の関係性をよくするための講座を受けて、親子対等に、頭ごなしに怒らないやり方を練習中です。
年齢とともに繊細さの現れ方や対処法も変わってくるかもしれないですが、幼児期の一つの対応の仕方としてまとめて見ました。
育て方で悩んでる方の一つの参考になれば幸いです。
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■より詳しいHSCの実例と対応方法
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