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3歳でも、一緒に決めたことが守れる方法 〜子どもと寝室を分ける編〜
我が家は、子どもと私のやりたい欲求がどうしても違う時は、「にこにこ法」で解決策を一緒に決めてます。
これまで上の子4歳以降でしかやったことがなかったのですが、今回初めて3歳1ヶ月の下の子も交えて3人でやったところ、意外に成り立ったので記録しておきます。
にこにこ法って?
にこにこ法は我が家の呼び方で、元は親業訓練講座の勝負なし法という手法。親子が対等に話し合うことで両者納得の解決策を見つけるやり方のことです。
大まかな流れとしては、
①にこにこ法について説明
②各自の気持ち・欲求を話す
③解決策の案をなるべく沢山出す
④それぞれの解決案を、各自が◯×で判断する
⑤実行する解決策を決める
⑥振り返る
という感じ。
上の子が字を読めるようになってからは、平仮名で大きく書き出しながらやってます。
今回の内容
今回は引っ越し先の部屋の関係でどうしても子どもたちは2段ベッドで親とは別に寝ないといけないことについて。
子どもの欲求(過程②)
まずは上の子が「ぐっすり寝たい!」と発言。3歳も真似して「ぐっすりねる!」と、なんとなく参加してる感。
続いて上の子からは、「安心して寝たい」というのも出てきました。
解決案を沢山出す(過程③)
「ぬいぐるみと寝る」「絵本を読む」などが上の子から出たアイデア。3歳も一つだけ、「やっほーい、って言ったら、ねーねがはーいって言う」というアイデアを出してくれました!
解決策を判断する(過程④)
上の子は慣れてて、「これは○!」「うーん、これは△かなー」などサクサク答え。
3歳はちょっと難しかったようで、多分やりたいだろうことも「バツー!」だったりして、改めて説明をしたりしました。
解決策を決める(過程⑤)
最後に、3人全員が○のものから、実行する解決策を決めました。
今回の内容
《事前に準備》
・大丈夫だよと書いたお守りを貼る
・夜光シールをベッドに貼る
《毎日やる》
・好きなぬいぐるみやおもちゃを持ち込む
・一人ずつぎゅーっとする
・電気を消してから少しおしゃべりする
《週末だけ》
・寝る前に絵本を読む
やってみて
にこにこ法をやって、実際に別々に寝始めて1週間。
正直最初のうちは、「おかーさーん、こわいよー」と、部屋からすぐに飛び出してくるんじゃないか?と思ってました。
ところが、今のところ2人とも全くそんなそぶりはなく、私が部屋を出た後は歌を歌ったり2人でおしゃべりをしたりして、そのままぐっすり寝てくれています。
振り返りはまだこれからですが、こんなにすんなり行けるとは毎度驚き。やっぱり、「自分で決めた!」と言う納得感がある約束は強力だなあ〜と思いました。
📖親業について
📖実践記録
✅能動的な聞き方
▶︎子どもの自己肯定感を伸ばしながら自立を促す「能動的な聞き方」
▶︎イヤイヤ初期を親業的接し方で乗り切る
▶︎「痛くてイイ・泣いてイイ」 自己肯定感を下げない接し方
▶︎5歳と1歳のきょうだいゲンカ どう対応する?
▶︎正しくないとは思っても、子どもの話を否定せず聞き切ってみた
✅わたしメッセージ
▶︎「魔法で体が洗える!」と言う子との攻防
▶︎「解決策」じゃなく「欲求」を伝えて、子どもとのコミュニケーションがちょっと楽になった話
✅勝負なし法
▶︎親子でwin-win解決策を探る 親業の「勝負なし法」
▶︎にこにこ法その後 5歳児、自分で決めたことを守れず号泣&カイゼン
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