シェア
長谷川ひとね
2024年9月16日 00:39
少年は波打ち際で星屑を集めて詩を書いていました青い星で哀しい詩を赤い星で情熱的な詩を話しかけると消えしまうのでは無いかと思うほど聡明で涼しい目をした貝殻と星屑はカラカラと紛れ詩が波に拐われてしまっても少年はそこにいていつまでもそこにいて
2024年9月2日 18:45
長かった夏の休暇が終わりほっとしている日常が戻ってきた夏は囁いた「現実は夢だよ」だから間違いなくほっとしているほんとうの孤独のはじまり寂しくはないだってこの世には私しかいないのだひりひりした光も幻だったというわけだ誰に気兼ねなく私は私をみつめる 夢は夢現実も夢