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ヴィーガンって何だろう?ビーガンって何を食べるの?その2

ヴィーガンの種類の違い


ヴィーガンの中にも数種類のタイプが存在しますが、主な種類としては以下が挙げられます。


ダイエタリー・ヴィーガン(DIETARY VEGANS)
食べるものだけを完全菜食にする人のことで、服や化粧品などのその他商品は動物が何らかの形で関わっていても使用します。

ダイエタリーとは食事や食生活の意味です。


ホールフード・ヴィーガン(WHOLE-FOOD VEGANS)
果物、野菜、全粒穀物、マメ科の植物、ナッツや種といったホールフードを多く含んだ食事を好む人たち。

ホールフードとは、食材全体、つまり果物や野菜などを皮や種など丸ごとそのまま料理して食べる食スタイルのことです。


ジャンクフード・ヴィーガン(JUNK-FOOD VEGANS)
名前でわかる通り、調理工程の多い、加工食品に頼った食生活をしているヴィーガンのことです。

例えば、ヴィーガンミート(ソイミートなど)、揚げ物、冷凍食品、レトルト食品などなど。

オレオ(実はヴィーガン!)や乳製品不使用のアイスクリームといったお菓子もヴィーガン製品であればがっつり食べます。


ローフード・ヴィーガン(RAW-FOOD VEGANS)
生の果物や野菜、ナッツや種子類、そして48度以下の温度で調理されたそれらの植物を食べる人のことです。

当店の主な商品はこのローヴィーガンに分類されます。


ローファット・ローフードヴィーガン(LOW-FAT, RAW-FOOD VEGANS)
フルータリアン(主に生のフルーツだけを食べる人!)としても知られています。

ナッツやアボカド、ココナッツといった高脂質な食べ物を制限し、果物を中心とした食事をとるヴィーガンです。

彼らはときどき、少量ですが果物以外の植物も食べます。



ヴィーガンが食べない食品


前述したことをまとめると、ビーガンは以下の食品を避けています。

食肉
魚貝類

乳製品
蜂蜜


さらに、動物に由来するいかなる食材も摂取しません。

アルブミン(動物性タンパク)、カゼイン(動物性タンパク)、カーマイン(虫から抽出した色素)、ゼラチン(動物性タンパク)、ペプシン(動物由来の消化薬)、シェラック(動物性樹脂)、ビタミンD3(魚介類などの動物性食品に含まれている)、ホエー(動物性タンパク)などなど。

このような動物由来の食品添加物が含まれる食品も摂らないのです。

※おかず類に限らず、ビールやワイン、グミやガムなどの菓子類にもこれらの添加物が含まれている場合があります。


ビーガンが選ぶ食材


上記のように一見制限が多く、ビーガンは味気ない食事をしているように思われがちです。

しかし、動物性食品を避けているからと言って、必ずしも野菜と豆だけを食べて生活するわけではありません。

実は、多くの料理はすでにヴィーガンであったり、簡単にヴィーガン仕様へアレンジすることができます。
高野豆腐やひじきの煮物、野菜を使ったお寿司などの和食や、ベジハンバーグ、ピザ、サンドイッチなどなど。

肉料理の代用としては、豆類・豆腐・グルテンミート・テンペ・ナッツ・種子類で置き換え可能です。

乳製品は豆乳やライスミルク、ナッツミルクなどを代用として使います。

最近ではインスタグラムなどのSNSを通して、フォトジェニックなヴィーガン料理の数々を見たことがある人も少なくないのではないでしょうか?

野菜や果物は緑や黄色、赤やピンク、紫などなど、様々な彩のものがあります。

食事は目で見て楽しむことも大切ですし、菜食は心も豊かにしてくれます。




ミートフリーマンデーってご存知ですか?


ヴィーガンが人や動物、地球全体にとって良いのはわかったけど、お肉が好きだし止められない!と思われた方もおられるのではないでしょうか?

そんな方にオススメなのが、週に一度だけお肉なしの生活をする、“ミートフリーマンデー”です!


ミートフリーマンデーは、ビートルズの元メンバーであるポール・マッカートニーが2009年に提唱した運動です。

ポールは動物が好きだからベジタリアンになったそうです。

週に一回だけでも、普段食べておられる3食からお肉を抜くだけで、世界全体でみると大きなムーブメントとなるのです。

週に数回程度なら、お肉を食べない生活は、実はそんなに難しくなかったりします。

ぜひ試してみてください〜




まとめ


ヴィーガンとは、乳製品や卵、その他の動物性製品を購入したり、食べたりしないベジタリアンのことです。

ヴィーガンの人は倫理上や健康上、自然環境保護の理由から、動物製品を避けています。

代わりに、果物や野菜、コーンフレーク、ナッツや種子類など様々な植物性の食品を食べています。

週に一回、お肉なしの一日を過ごすことで、人や動物、地球に対して貢献することができます。

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