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cluster主催ワールドコンテスト受賞者にインタビューした【ほぼ独占】


こんにちは、はれのそらです。(ヘッダーの右側がるーしっどさん、左がはれのです)

今回の内容はなんとなんと、Clusterのワールドクリエイターコンテストに入賞した新進気鋭のクリエイターるーしっどさんに独占(ほぼ)インタビューをしてきました!

以下は某日 るーしっどさんにインタビューした内容を再構成した形で掲載します。かなり脚色を入れていたり、インタビューでは話してない内容を補完という形で、書き加えた部分もかなり入ってるので厳密な意味でのインタビューではないかもしれません。その点に注意して下さい。

下のURLでPCorVR機器orスマホですぐに遊べるよ!clusterのみで限定公開中です(今回のインタビューでは触れませんでしたが、お花見のワールドも良いですよ。雲の上に桜の木が植わっている不思議な世界観が特徴です)



参加の仕方がわからない方はこちらから(PCかVR機器かスマホで遊べます)

インタビューのまとめ

・clusterが今以上に盛り上がって欲しくて、今回賞に挑戦した
・ただ、本音を言うと自分の中で『ちゃんとした』コンテンツを作り出したくて、制作を行った
・製作はあまり負担がかからないようにアセットを中心に構成した。だけど、組み合わせだけでは私の創作じゃない。自分の色を出す事を大切にした
・ルシエルちゃんの隠し部屋は自分の今までの経験を注ぎ込んだ労作
・これから、今回の制作経験を生かしてさらにグレードアップしたゲームワールドを作って行きたい
・いつもワクワクや楽しい体験をさせてくれているclusterやVR界隈へ恩返しをする一心で、思わず身体が動いてしまった。

受賞の感想

ーーるーしっどさん、clusterのワールドクリエイターコンテスト入賞おめでとうございます!受賞の感想を聞かせてください!
 
ありがとうございます!受賞するつもりで本気で頑張って作りました。なので、本当に受賞という結果になってとても嬉しいです。

ーー本気で頑張って結果が出ると充実感がありますよね。今回、るーしっどさんは初めてワールドを作ったとの事なんですが、そこまで創作に駆り立てたきっかけって一体何だったんでしょうか?
 

それは……くらすたーちゃんがきっかけだったりします。(後述になるが、この理由以外で参加した事も判明しました)くらすたーちゃんがワールドコンテストが開催された時に、せっかく参加してもらった人にもなにかご褒美上げたいねって話になって。

制作のきっかけ&苦労した点


ーーなるほど。くらすたーちゃんの件も気になりますが、制作の話しに移りたいと思います。『ルシエルちゃんの隠し部屋』の制作で苦労なされた点……聞いてみたいです!

ああ、実はルシエルちゃん以外にも4つワールドを作っているんです。

ーー合計5つもワールドを!?え、どういう事ですか?

元々、このワールドコンテストと同時並行でくらすたーちゃんがワールド5つ作ったらマグカップをプレゼントするって企画を組んでいて。企画に参加したくて実行しました。5ワールド作りました(笑)。

大変でしたけど、熱中しすぎて、睡眠時間がほとんどなかった日もありました。作ってて楽しくなっちゃって。

(注 くらすたーちゃん cluster公式のvtuber。clusterに勤務している社員さん。元々、非公認的な扱いから活動が始まったが、天性の魅力と努力から瞬く間にファンが増え、cluster公式vtuberになった経歴を持つ。詳しくは下記のnote記事にガッツリ魅力が書かれています)

企画に釣られたのが私でした。そこから制作が始まったんですが……制作に苦労した所。制作前のコンセプトについてはすぐに思い浮かんだんですが。制作となると……もう全部(笑)って言いたいですが、いくつか話すとするなら、例えば動く椅子や悪魔の動作不良についてですね。

主にアニメーションを設定させて、悪魔ちゃん達が動いてくれるんですけどunityで設定しても、動作不良になってしまって。急遽、動作確認をするワールドを作成して何度も何度もテストをしてなんとか動いてもらえました。

他にも、オブジェクトのstaticの設定有無にも、sceneでオブジェクトが見えなくなったりして苦労が絶えなかったです。はは、話せば話すほど大変だった事がどんどん出てくる(笑)。

当時のclusterではワールドをUPしないとデバックができない仕様だったので、即デバックを友人やひきこもり衆(注 くらすたーちゃんのファンの総称 clusterや関連領域の技術力が高い )の方にテストを手伝ってもらったりしました。ゴール直後、扉とPlane(板)に挟まれて身動きできなくなるバグなんてのもありましたね。


と色々苦労した点を話しましたけど、あまり負担がかからないように工夫した事もあるんですよ。

ーー聞いてみたいです。制作で工夫した点を教えてください!!

なるべくアセット(既製品)を中心に構成して作業時間を減らしました。登場キャラクターもセシル変身アプリさんから、取り揃えました。ただ、キャラクターに関しては、世界観を統一させる目的があったので単純に作業時間を削ったわけではないです。

(セシル変身アプリさんのダウンロード方法はこちら。vtuberスズキセシルさんのファンティアに入るのが条件との事。無料登録も可能ですけど、有料プランもできるよ!)


るーしっどさんは世界観とゲームバランスをこだわった!


ーーワールドの世界観ですか?

はい。私はプログラミングなどの専門技能はあまり……なので、コンテストの期間的に、どうしてもアセットの組み合わせになってしまいます。でも、その組み合わせは私の中では『創った』って枠組みに入れたくなくて。

アセットとキャラクターとストーリーが合致する作品。自分がちゃんと創り上げた作品を世に出したいって考えて、ルシエルちゃんが誕生しました。

ルシエルちゃんのキャラクターがツンデレなのもユーザーから愛されるキャラとして見て欲しくて、今の性格に落ち着きました。後、真剣に考えた点として二つありまして。

・プレイした8割の人が楽しめる物を一番意識した(達成感を持たせながらも、クリアさせる絶妙な難易度)
・クリア時間を15分ー1時間程度にして気軽に楽しめる設定にした

この二点を特に意識しながら、ワールドを作り上げました。

ーー色々考えておられるのですね。詳細教えてください!

プレイした8割~の点は某有名ゲーム会社の方がおっしゃっていた言葉に感銘を受けて、ゲームを制作する場合は意識して取り入れようとこだわりました。

8割の人が楽しめるというハードル。制作中は大変でしたけど、ワールドを作ってたくさんの方がプレイされて感想頂いて……本当にやり通せてよかったし、ユーザー視点がとても大切だって実感しました。

コンテスト自体も、スマホアプリの登場を始めとする新たなライトユーザー獲得を目論んで行われたんだろうと思っていました。

私も、自分だけじゃなくclusterの事をもっと新しい人に知ってもらって好きになって欲しい。そんなワールドとは一体なんなのか。


それは気軽にワールドに入って楽しく遊べる物。

今までのゲームやVR・バーチャルSNSの交流の中で導き出した答えでした。自ずと想定クリア時間を短めにして、でもある程度の達成感がないとつまらないだろうから微調整して。本格的なコンテストは初だったので、未知の体験ばかりで刺激的な毎日でした。

でも、大変だけどすごく楽しくて、ワールドが作り終えたら次のワールドもすぐに作りたくなっちゃいました(笑)

私の考えの他に、コンテストに想定以上の参加者が出場したので、ユーザーの「たくさんワールド周りたい」という思いに対して大変だなって思い、快適にサクサク進めるようにしなきゃと意識しました。

ーーるーしっどさん、本当にすごいです。色々考えられてて、初挑戦で入賞までしてしまうなんて。ワールドを作っていく事が心底楽しかったんですね。

……ちょっと違うかもですね。

ーー違うんですか?

もちろん、作る事は楽しかったです。それ以外だとcluster界隈が盛り上がったら嬉しいとか、くらすたーちゃんの景品に目がくらんでとかの理由もありますよ。

でも、私を突き動かしてた中の一つが……今だから言うんですが、ある気持ちがあったからなんです。後ろめたい感情がずっと前から。

コンプレックスを打ち破った瞬間

ーー後ろめたい感情ですか?差し支えなければ、教えていただけませんか?

正直に言うと、私はずっと前から劣等感を持っていまして。何一つちゃんとしたコンテンツを作れていないって気持ちが心のどこかに引っかかっていたんです。

ーーそうだったんですか。るーしっどさんは様々な企画に参加されたり、多人数参加型の集会イベントも開いているので、もうすごいと個人的には思うのですが。

ありがとうございます。もちろん、ありがたい事に素敵な出会いに恵まれて無事に集会の主催や企画の参加もできてとても感謝しています。ただ、私の中で『ちゃんとしたコンテンツ』がない意識はいつまでも拭い去れなくて……さっき、仲間やひきこもり衆のみんなに助けてもらったって言ってましたが、本当にその通りでした。



ーーひきこもり衆……技術力が強い頼もしい方々ですよね。初心者の方にも優しく色々教えてもらったり、clusterへの改善要望がある場合、専用ハッシュタグをつけてツイートされてますよね。第三者にも分かりやすい形でフィードバックがされるって、風通しが良くて素敵だなと個人的に思っています。

そうです。つよつよな方からチョットデキルな技術レベルの方まで、知識や技術向上への意欲が高く、日々高クオリティなコンテンツを作り続ける方々で、あたたかい心の持ち主達なんですよね。だからこそ、何も作れていない自分とつい比較してしまうんです。もちろん、私も1ユーザーとして集会を開いたりや企画に参加したりして、盛り上げてきた十分すぎる実績がはれのさんから見たらあると思われるかもしれません。

ただ、何度も言ってるようにひきこもり衆の方々は元々専門技術や知識を複数分野に持っているつよつよな方達なので、一緒に共にしているとふいに考え込んでしまう時も……今だから言うとありました。引け目にも感じていました。

悶々と悩んでいた所に、今回のコンテストが舞い込んできて。コンテストに『ちゃんとしたオリジナルコンテンツを創りたい!』という思いで、駆け抜けました。

私自身、VRと関わる前もきっちりとしたコンテンツを作った事がなくて……だから、今回のイベントでやっと自信がつきました。本当の意味でクリエイターになったんだって。そしてようやく胸を張ってひきこもり衆の隣に、想像力を加速させる一員になれたって。

あくまで私の中の話しなので、他の方はそうなのかと言えば違います。こういった気持ちのわだかまりは結局自分でしか解決できない問題なので、自分なりにやってみてありがたい結果に結びつきました。
自分の力も少しはあるかなとは思いますが、それ以上に周りの力に助けられての受賞だったと思います。本当にありがたいです。

今後の展開について

ーーありがとうございます。よしよかったら、今後の展開について聞かせてください。

今後は直接続編を作りはしませんが、世界線がつながった作品を作って行きたいですね。わかる人がわかる構成にしたいです。今以上にクオリティの高い作品を作り上げていきたいです!もしかしたら、ルシエルちゃんシリーズも作るかもしれないですけど。

インタビュー後の感想


ーーお疲れ様でした。インタビューを受けた感想を教えてください!

インタビューを受けるのは初めての経験なので、緊張しました。話し始めたら、止まらなくて語り尽くしてしまいましたね。ただ、何度も言いますが、このコンテストに参加したのも、いつもお世話になってるclusterへの盛り上がりに、私なりの貢献がしたくて頑張りました。

コンテストを期にclusterに新しい人を呼びこみ、私がバーチャルで得た大切な絆を。大事な仲間との関わりから生まれた喜びや楽しみを、もっとたくさんの人に届けたいです。

これからも、その気持ちを忘れず頑張っていきたいと思います!!!

それとclusterで何かゲームを作ってみたかったり、作るかはわからないけど興味がある人は専用ディスコードがあるのでよかったらどうぞ!


告知


るーしっどさんが4/28 21時からcluster公式配信でインタビューを受けました(ちなみに、このはれののインタビュー自体は、受賞前に確定していたので受賞した時は嬉しかったです。インタビューの理由は私があのワールドが好きだからでした)



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